
恋都の狐さん (講談社文庫)
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
古の都・奈良。
大坂から奈良の大学に通う私は、東大寺二月堂での豆まきで狐のお面を被った「狐さん」に出会う。
奈良を舞台に繰り広げられる、私と狐さんのちょっぴり不思議な恋のお話。
第46回メフィスト賞受賞作。
【感想】
カスヤナガトさんの素敵な装画と、プロローグの文章に惹かれて読んでみました。
どんな話かなって思いながら読み進めて行くと、そこに登場した「狐さん」にどんどん引き込まれていきました。
着流し姿で狐のお面を被っているなんて、謎めいてるでしょ。
で、博識で一風変わっていて、引き込まれるでしょ。
「私」は20年間彼氏が居なくて恋愛成就のご利益があるって言う東大寺二月堂の豆まきで狐さんに出会うんだけれど、
それから色んなことがあるんですよね。
奈良を舞台に繰り広げられるちょっと不思議なお話は、奈良に行きたくなるような、恋をしたくなるようなお話です。
最後、そういう感じで来たのかぁ・・・って言う感じでした。
狐さんみたいな人、会ってみたいなぁ。
恋って難しいね。ホント。
【発行日】2012.2.15.
【発行所】株式会社講談社
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