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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
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空を飛ぶための三つの動機 THANATOS / 汀こるもの



空を飛ぶための三つの動機 THANATOS (講談社ノベルス)

2011.10.5. / 株式会社講談社



「死神(タナトス)」と呼ばれる立花美樹と彼の双子の弟の真樹、そして刑事の三人が紀伊山中で遭難した。
彼らが辿り着いた先には合計14人の大人と子供。
このクローズドサークルで恐ろしい事件が次々と起こる。

シリーズ第6弾。



最初は面白くてどんどん読み進めて行ったのですが、途中からもうなんというか、グロ過ぎて、怖すぎて…
犯人の意図が分からないし、「空を飛んだ」人たちの思考回路も私には分からないし、立花兄弟の病み具合も過去最高に凄いし…
内容は登場人物が多い分、伏線が色々あったりと、難しくて裏を読むのに頭を働かせて楽しかったんですけれど、本当に怖かったので、読了後は何とも言えないゾワっとした感じが残りました。
クローズドサークルで各々の持つ狂気が爆発したという感じでした。
今でも、まだ怖いなぁ。
また今回で立花兄弟のことが益々分からなくなったような気がします。
高槻も思うところがあったのでしょう。
次の第7弾は、今回よりも気合入れて読みたいです。どれくらい怖いのかなぁ…



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2018.11.03(Sat) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |

赤の女王の名の下に THANATOS / 汀こるもの



赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)

2009.11.5. / 株式会社講談社



前回の、美樹誘拐事件の顛末の末に責任を取らされた湊。
彼を励ますために、真樹はある財閥の一家に彼を紹介するのだが、そこで令嬢が殺害されてしまう。
家名を守る為にその死を詳しく調べようとしない遺族、保身の為に遺族の意志に従おうとする湊。
大人たちのそれぞれの思惑で、事件の顛末は予想外の方向へと進んで行く。

シリーズ第5弾。



今回は、湊俊介という人間を深く知ることが出来た一冊だったのではないでしょうか。
彼はそんな人生を歩んできたのか、と。
あの姿からは想像もつかない、彼の苦労。
そして形成された湊俊介という人物。
いやぁ凄いですね。
そして、今回の事件。
美樹と真樹の双子の謎も相変わらずではあるけれど、なんというか、また今までとは違った視点で楽しかったです。
それにしても、家名を重んじるほどの財閥となると、やることが凄いですね。
ちょっとどころか結構ずれているような。
大人の世界は、ああも捻じれているのでしょうか。
色々あったけれど、最後には私の中の湊の地位がぐんと上がりましたよ。
ラストはラストで、面白かったです。
これから先、美樹を取り巻く彼らの生末がどうなっていくのか楽しみです。




2018.08.16(Thu) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |

リッターあたりの致死率は THANATOS / 汀こるもの



リッターあたりの致死率は THANATOS (講談社ノベルス)

2009.4.7. / 株式会社講談社



美樹が観賞魚展示会に向かったところ、そこで毒殺事件が起こった。
さらには、美樹まで誘拐されてしまう。
真樹は、美樹を助けるためにある策を講じる。

シリーズ第4弾。



遂には、美樹が誘拐されてしまいました。
誘拐犯たちのすること、それは見ていて怖かったです。
真樹の心中を察するに余りあります。
高槻も大変でした。
この美樹誘拐事件、一筋縄ではいかなくて一体どうなるのだろうとハラハラしながら読み進めて行ったら、真樹があんな方法で解決を図ってビックリしました。
そして、最後の最後のあの台詞。
まさに「リッターあたりの致死率は」ですね。
真樹と美樹、双子の繋がりって目に見えない力が働いているのでしょうね。
今回も美樹の魚蘊蓄は凄かったですよ。
彼方も加わっているから、人間関係がより複雑になっているのですが、今後どのように変化していくのかそれも楽しみです。



ハチやアリなどの社会性を持った昆虫や一部の哺乳類に見られる現象ですが、自分は生殖を行わず兄弟姉妹が生んだ仔を育てることで間接的に自分の遺伝子を後世に残す努力をすることを利己的遺伝子"the Selfish Gene"と言います。





2018.08.09(Thu) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |

フォークの先、希望の後 THANATOS / 汀こるもの



フォークの先、希望の後 THANATOS

2008.10.6. / 株式会社講談社



熱帯魚店でアルバイトする大学生の彼方は、あることがきっかけで生活が困窮していた。
そんな折、破格の日給でのバイトの話が舞い込む。
場所は、あのタナトスの自宅。
背に腹は代えられない彼方は、そのバイトを始めるのだったが…

シリーズ第3弾。



この彼方という新しい登場人物が、新たな波乱を呼び込みます。
彼方自身を含む、彼方の周りの恋愛模様がことを複雑にしていくようで。
恋愛だけでは終わらない、そこにはある種の恐怖も入ります。
古代魚を愛する人たちの様々な思い。
タナトスの周りで起こる、不幸な出来事の数々。
雇先のタナトスに中々会えない彼方。
また、自分の家庭に降りかかっている問題の数々。
友人関係も然り。
前作のような事件の展開とはまた違うのですが、こちらも日常と非日常が入り乱れてハラハラドキドキでした。
また、相変わらず古代魚への熱い思いに圧倒されました。
熱いですよ、本当に。
今後、彼方たちがどうなっていくのか、またシリーズの次作を読むのが楽しみです。



完璧主義者ほど鬱になりやすい。ちゃんとしなきゃダメだって思い込むからだよ。ちゃんとしなくたってテキトーでも生きてけるんだよ、本当は


正しくなくても、誰に憎まれても疎まれても、生きていくことはできる。


取り返しがつかない、なんて自分を追い込んだって何にもならない。〝次はうまくやろう〟――それがアクアリストの合言葉なんでしょ?





2018.06.17(Sun) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |

まごころを、君に THANATOS / 汀こるもの



まごころを、君に THANATOS

2008.5.8. / 株式会社講談社



真夏にグッピーが凍死した事件をきっかけに友達になった立花美樹と柳瀬圭。
美樹は生物部を追い出された圭の為に仕返しを思いつく。
そして美樹が向かった文化祭で教室が爆発する事件が起こる。
無差別テロか、死神の仕業か!?

シリーズ第2弾。



今回も魚が絡んで来ます。
今回の主役はグッピー。
美樹が魚関連で豹変する様は、相変わらず鬼気迫るものがあります。
グッピーの美しさには、メンデルの法則が関係しているというのにはビックリしました。
真樹の新恋人とのラブラブっぷりもビックリ。
彼もやっぱり高校生なんですよね。
今回は、真樹の高校の自然科学部員が美樹と仲良くなっていくのを見るのも、美樹の年相応なところが見えて良かったです。
高槻の保護者っぷりも加速している感じで、これまた良いお兄さんという感じでほっこりするところもあります。
あくまで仕事なんですけれどね。でも、それだけじゃ割り切れない所も良いな。
さて、グッピー凍死事件で終わりかと思いきや、そうじゃないからこれまた面白い。
あれは単なる始まりに過ぎなかったんですよね。
美樹の魚蘊蓄は、読んでいて難しいところもありましたが、その愛の深さは本当に凄いと思いました。
結末は、ちょっと切なかったな。
やるせないって感じでした。ああ、難しい。
また続編を読むのが楽しみです。



2018.01.18(Thu) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |