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Author:蓮
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復讐者の棺 / 石崎幸二



復讐者の棺 ミリア&ユリ (講談社ノベルス)

2008.8.6. / 株式会社講談社



大手スーパーKONO堂が有する孤島の経営破綻したテーマパーク。
その再建に関して石崎たちが島に降り立った時、復讐劇の幕が開く。
復讐者は10年前に起きた前社長惨殺事件の復讐を行うというのだが…



久し振りにミリアたちのなんとも言えない雰囲気を味わいました。
シリーズで言うと、本作以降のものを先に読んでしまっているので、今まで分からなかった事件の顛末をようやく知ることが出来た、という感じでしょうか。
今回は、ミリア、ユリ、仁美、斉藤の女性陣それぞれに思うところがあったのではないでしょうか。
石崎は相変わらず、石崎でした。
出水島(いずみじま)に降り立った時からの違和感。
ある状況下で復讐者が殺害を続けていく恐怖感と、何とも言えない違和感。
違和感は感じるんだけれど、上手く説明出来ないもどかしさ。
もちろん、最後にはミリアたちがその謎を解いてくれるんだけれど、ああこのことだったか、と。
いつも惜しいところまでは考えられるんだけれど、自分はまだまだ詰めが甘いなと思いました。
凄惨な事件を、ミリアたちのボケでちょっと和む感じにしてくれるのはありがたいけれど、やっぱり凄惨な事件だなぁ、と。
石崎はどこまで分かっていたのかな。彼だけにしか見えない世界もあるのかな、なんて。
兎にも角にも、今まで次作以降で話の出てきていた仁美の身に起こったあのことを知ることが出来て良かったです。
やっぱりシリーズ物は順番で読みたいな。



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2018.07.01(Sun) | 【あ行】:石崎 幸二 | cm(0) | tb(0) |

鏡の城の美女 / 石崎幸二



鏡の城の美女

2013.1.6. / 株式会社講談社



エステティックサロンの3D身体データが盗まれた。
データを盗まれた女性たちが次々通り魔に襲われる。
遂には殺人事件まで発生。
石崎たちは和歌山にあるエステティックサロンのリゾート施設・不銹城へ向かう。



若い頃の自分の姿をデータで残しておきたい――美意識の高い女性ならそう思うのかな。
そのデータが盗まれたとあっては、堪らないよね。
3Dデータから複製出来る時代に自分の身体のデータが盗まれているだなんて空恐ろしい。
次々と起こる通り魔事件…だけで終われば良かったのにね。
今回の舞台は不銹城のガラスの城。
7つの扉の向こうに閉ざされた部屋で、犯人に次に狙われるであろう女性が待ち構えているのだ。
鏡の城が勝つか、犯人が勝つか、それとも何も起きないのか!?
怪しいなぁ、と思う人はいたのだけれど、最後の詰めが思いつかなかったのが悔しいな。
これが現行シリーズ最新作なので、新作が発売されるのを楽しみに待とうと思う。



たとえ寸分違わない長さ、同じ色のものをパソコン内で表示しようが、3Dプリンタで等身大に作ろうが、そんなものは生きている人間には到底近づけないと思う。生きているって、そういうことよ。


自分のことを好きな人がいるというのは、まあ少しは生きる力になるかもしれないだろ。






2017.05.11(Thu) | 【あ行】:石崎 幸二 | cm(0) | tb(0) |

長く短い呪文 / 石崎幸二



長く短い呪文

2001.9.5. / 株式会社講談社



「わたしには呪いがかけられています。」
そう書かれた書置きを残してまみの友達が呪いを解くために実家に帰った。
彼女が帰った先は、彼女の一族だけが住む岐城島。
まみの為に、石崎たちは彼女を追って鹿児島の孤島、岐城島に向かう。

シリーズ第3弾。



呪いとは何か、どんなものか。
今回も石崎たちと共に考えてみましたが、中々解りませんでした。
交通事故で亡くなった姉と双子の妹たちにもかけられているのではという呪い。
最後に解き明かされていく真実。
巧妙に書かれた伏線が繋がっていく様は本当に凄かったです。
最後のしてやられた感が、また良いですよね。
また他の作品も読みたいです。



人に嫌われていてもわたしは平気だけどな。嫌ってくれた方が敵味方わかっていいじゃない


そういう恨みや感情だけでは実害はないわよね。それらが原因となって、その恨んだり嫌ったりしてる人が、なんらかの行動をとらなければね


結局大切なのは、真実か嘘か見極める知識、能力、経験を積むことだよな。




2017.01.21(Sat) | 【あ行】:石崎 幸二 | cm(0) | tb(0) |

首鳴き鬼の島 / 石崎幸二



首鳴き鬼の島

2007.7.31. / 株式会社東京創元社



「お知らせしたいのは、あなたのご両親のことです。」
一通の手紙がある人物の元に届いた。
―――相模湾に浮かぶ私有地・頸木島は首鳴き鬼の伝説から「首鳴き島」と呼ばれていた。
首鳴き鬼の伝説を調べに来た雑誌の編集者・稲口は、伝説になぞらえたかのような連続殺人事件に巻き込まれる。



冒頭から引き込まれる作品でした。
最後に全ての謎が解き明かされた時、そこにそれが隠されていたのか、と。
ある本の抜粋、インターネットの掲示板、ある人物に当てられた手紙、そして本編。
どう繋がって行くのか、どう解決に向かっていくのかと思いながら、稲口と一緒に考えながら読み進めて行ったのですが、こういう結末とは…という感じでした。
孤島の中で起こる連続殺人事件。
閉じ込められた人の中に犯人は居ると思われるのに、それが中々分からない。
いやぁ、スリリングでしたね。
また殺害方法もとても残虐で…
想像しただけでも恐ろしいです。
結末は、私的には何とも言えず切ないものでしたが、読み応え抜群でした。
ああ、してやられたなぁ。



『するりと軽く縄張りほどく』(中略)『する(Sr)り(Li)とかる(Ca)くな(Na)わばり(Ba)ほど(Cu)く(K)』となるんだ。赤から紫というのは、光の波長の長波長から短波長の順番らしいけどね


「竜胆の花言葉は『さびしい愛』ですからね」(中略)「竜胆の花言葉は『正義』ですよ」


もう少し肩の力を抜いて生きろ。自分で自分の生き方を縛るなよ。


人間死んだらおしまいだぞ。





2016.09.23(Fri) | 【あ行】:石崎 幸二 | cm(0) | tb(0) |

皇帝の新しい服 / 石崎幸二


皇帝の新しい服 (講談社ノベルス)
【満足度】★★★★★

【あらすじ】

瀬戸内の島で昔から伝えられて来た婿取りの儀式の候補者として石崎に白羽の矢が立った。
ところが、その儀式で過去に殺人事件が発生していることが分かったのだ。
そして石崎の元に脅迫状が届く。
石崎たちは真犯人を見つけ、無事に儀式を終えることが出来るのか!?

2015.04.10(Fri) | 【あ行】:石崎 幸二 | cm(0) | tb(0) |