赤川次郎さんの
『マザコン刑事の逮捕状』
を読みました。
ある日いきなり大谷の母にホテルに呼び出された努と弓江。
なんと、努が今からここでお見合いをするという。
相手は18歳の可愛い女の子の杉山涼子。
ところが、涼子が男たちに狙われて・・・(「命がけのライバル」)
他、四編収録のマザコン刑事シリーズ第三弾。
警視庁捜査一課の敏腕警部でしかも二枚目の大谷努と、その部下で恋人の香月弓江、そして努を溺愛する大谷の母の三角関係は、今回も見事に楽しませてくれました。
弓江の大谷の母への思いやりや、二人のやり取りは凄いなぁと思います。
良い所で大谷の母が出てきて事件を解決するきっかけを作るようなところも面白いです。
今回は弓江に強力なライバルも出現。
大谷と弓江のお互いを思いやる気持ちも素敵だなぁと思いました。
弓江のように相手を思いやり、その親も大切にする、そんな素敵な女性に憧れます。
まだ続編があるので、そちらも楽しみです。
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2014.10.01(Wed) | 【赤川次郎】:マザコン刑事 | cm(0) | tb(0) | ▲
赤川次郎さんの
『マザコン刑事の探偵学』
を読みました。
通り魔を捕まえるために囮捜査に出ていた婦人警官が刺された。
犯人を捕まえようと捜査に乗り出す大谷と弓江。
婦人警官を見まいに訪れた折に、婚約者の母親の強烈さに驚かされる。(「通り魔に明日はない」)
他、4編収録。
このマザコン具合・・・といっても、大谷警部ではなく、大谷の母のでしゃばり具合が何とも言えないんですよね。
弓江のことを考えると嫌なんだけれど、でも、結局事件解決につながってきたり。。。
でも、やっぱりマザコンというか、大谷の母は好きになれないなぁ。
早く大谷と弓江を幸せにして欲しいなぁ。
話はどれも面白いよ。
母にイライラしながらも、また次を読んでみたいと思わせるシリーズです。
2011.04.13(Wed) | 【赤川次郎】:マザコン刑事 | cm(0) | tb(0) | ▲
赤川次郎さんの
『マザコン刑事の事件簿』
を読みました。
男一人に、女二人。
三角関係の男女が揃った時、停電が起こり、
電気が点いた時には男が死んでいた。
そこに登場した、ハンサムでやり手の警部。
新入りの女刑事は、見惚れてしまうが、その警部はなんと、
マザコンだったのだ・・・(「若きウィリアム・テル」の悩み)
他、7編収録。
マザコン刑事と、女刑事が、事件を解き明かすこの話。
事件あるところ、警部の母が登場し、
女刑事と対立しつつも、事件解決のヒントを与えるところが、なんとも面白い。
この奇妙な三角関係が、読んでいて面白いけれど、
あぁ、警部の母がいなければ、ふたりは・・・・なんて思うと、もどかしくて。
次回作からも楽しめそうです。
短編集なので、気軽に読めます。
巻末の、赤川さんへのインタビューも面白かったです。
2009.02.19(Thu) | 【赤川次郎】:マザコン刑事 | cm(0) | tb(0) | ▲