赤川次郎さんの
『MとN探偵局 悪魔を追い詰めろ!』
を読みました。
間近紀子、17歳。職業、女子高生。
野田重人、45歳。職業、実業家。
何の接点もなさそうな二人が、女子高生殺人事件の真犯人を探すために共に行動することになった。
元気いっぱいの女子高生と、裏の顔を持つ中年実業家の凸凹コンビここに誕生!(「犯人を捜す犯人」)
MとN探偵局シリーズの第一弾を遂に読みました。
最初、どんな話なのかなと思いながら読み進めて行くと、意外なところで二人に意外な接点が出来て、
野田は裏社会でボスをしているくらいなんだけれど、優しい所もあって、なんか憎めなくて、
紀子は女子高生なんだけれど、とってもしっかりしていて行動力があって、
真相を突き止めるまでにはこれまた色々試練があるんだけれど、二人の距離が変化していく様も面白いし、双方向から犯人を突き止めていく様も面白かったです。
危険がいっぱいでハラハラするところが多いんですけれどね。
紀子は本当に勇猛果敢というか、猪突猛進というか、でも色々考えてて。
表題作の「悪魔を追い詰めろ!」は、MとN探偵局の第2の事件なんですけれど、これもまたスリル満点で面白かったです。
これからの二人の活躍も楽しみです。
スポンサーサイト
2014.11.06(Thu) | 【赤川次郎】:MとN探偵局 | cm(0) | tb(0) | ▲