赤川次郎さんの
『死者の学園祭』
を読みました。
女子高生真知子。
彼女の周りで、同級生が次々と死んでいく。
彼女は、その謎を解き明かそうとして…
会話から始まるこの小説。
次にどのような展開が来るのか分からず、それぞれの事件が絡み合い、最終章で解き明かされる。
赤川次郎さんの、長篇処女作ということですが、
赤川さん独自の色はこの頃には、形成されていたのではないか、と感じました。
ただ、最近の作品のテンポに慣れていると、いま少し足りない感じもしますが…
初期の作品から読んでいきたくて、読みました。
第三部にあたる「死者の学園祭」では、なんとも奇怪な感じに襲われました。
真実が明らかになった時、それでも若者たちは未来を諦めない…
そんな感じが伝わり、若者のパワーを改めて感じることができる作品だったように思います。
これからも、赤川次郎さんの作品を読んでいきたいです。
頑張るぞー!!
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2006.05.19(Fri) | 【赤川次郎】:その他 | cm(0) | tb(0) | ▲