2007.04.30(Mon) | 【赤川次郎】:懐かしの名画 | cm(0) | tb(0) | ▲
ハサミ男 (講談社文庫)
【あらすじ】
美少女を狙う広域連続殺人魔、通称「ハサミ男」。
彼の手にかかった少女たちの首には、ハサミが突き刺さっている。
そんな彼の次のターゲットは、何者かによって、同じ方法で殺されてしまった。
自らの手で真犯人を突き止めようとするハサミ男。
そんなハサミ男を追う警察。
自殺願望に揺り動かされながらも、彼は着実に捜査を進めていく。
2007.04.25(Wed) | 【さ行】:殊能 将之 | cm(0) | tb(0) | ▲
森博嗣さんの
『ηなのに夢のよう』
を読みました。
地上12mの木の枝から、首吊り死体がぶら下がっていた。
近くには「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が発見される。
一連の事件に繋がるものなのか。
「生」とは、「死」とは。
そして、10年前の飛行機事故の真相が見えてくる。
φから始まるGシリーズのターニングポイント。
流れよく、テンポよく、そしていろいろな伏線をここで紡ぎながら、読んだ1冊でした。
今までの全てのシリーズを呼んだ人なら分かるところも多々あり。
一貫して、「生」と「死」について考えさせられる作品でした。
ミステリー部分もあるけれど、その他のメッセージ性が強かったような。
キャラもいろいろ出てきて、最後の謎解きもまたちょっと意外な形で。
全ての伏線が集合された今、次の作品が楽しみでもあります。
2007.04.22(Sun) | 【森博嗣】:Gシリーズ | cm(0) | tb(0) | ▲
妖怪びしょ濡れおかっぱ (JUMP j BOOKS)
【あらすじ】
「妖怪小説を書く!」
人気シリーズ完結後、沈黙を続けていたダメ作家が、立ち上がった!?
そんな彼が取材先で出会った妖怪は、水を操る美少女だった。
軽快なタッチで描かれるほんわかコメディ。
2007.04.12(Thu) | 【ま行】:松原 真琴 | cm(0) | tb(0) | ▲
赤川次郎さんの
『裏口は開いていますか?』
を読みました。
ある朝、裏口に死体があった。
そこから平凡な一家の生活が狂いだす。
父、母、娘、息子………それぞれが、それぞれの場所で、人生の裏表を体感する。
最初は難しくて、何がどうなっているのかわからなかったけど、最後らへんにはいろんなことが急展開して、スピードアップして読むことが出来ました。
赤川さんの作品にしては、とっても時間がかかって、苦しかったです。
サスペンスだからかな?
人生の裏表…怖いですね。
2007.04.12(Thu) | 【赤川次郎】:その他 | cm(0) | tb(0) | ▲
2007.04.12(Thu) | 【か行】:倉阪 鬼一郎 | cm(0) | tb(0) | ▲
赤川次郎さんの
『三毛猫ホームズの駈落ち』
を読みました。
まるで「ロミオとジュリエット」のように駈落ちした若い男女。
12年後、両家の間に再び悲劇が起きる。
不思議な形で事件に巻き込まれた片山兄妹。
次々と起こる事件の真相は!?
どんどん出てくる両家の人間。
複雑に絡まる人間関係。
心を選ぶか、お金を選ぶか。
人間の心の奥の荒んだところを軽快なタッチで書かれています。
人間、信念を貫き通すのがどんなに困難なことなのか、改めて考えさえられた1冊でした。
また、ホームズの活躍ぶりにもご期待ください。
2007.04.04(Wed) | 【赤川次郎】:三毛猫ホームズ | cm(0) | tb(0) | ▲
赤川次郎さんの
『冬の旅人』
を読みました。
「<冬の旅人>を歌うと人が死ぬことになるのです」
コンサートを前に来日していた国際的バリトン歌手のもとに、1本の電話がよせられた。
その言葉どおり、コンサートの後に、楽屋で人が死んでいた。
歌手のディートリッヒは、警察に依頼され、日本に残り、捜査を手伝うことになる。
他、3編収録。
表題作の主人公が、ドイツ人。
どうなることかと思ったけれど、そこは言葉の壁を乗り越えて、話は進んでいきます。
赤川さんが、映画だけでなく、音楽にも精通されていることが窺い知れる作品でした。
他の3編の中には、三毛猫ホームズシリーズの片山刑事と、幽霊シリーズの永井夕子が競演する『三毛猫ホームズの水泳教室』もあります。
豪華な短編集って感じだけれど、楽しく読むことが出来ました。
他の2本にはスリリングなところもありましたよ。
さらっと読めて、考えるところもある、ってところが、赤川さんの魅力ですね。
2007.04.01(Sun) | 【赤川次郎】:その他 | cm(0) | tb(0) | ▲
2007.04.01(Sun) | 【さ行】:鈴木 おさむ | cm(0) | tb(0) | ▲