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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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一億円もらったら





赤川次郎さんの

『一億円もらったら』

を読みました。



「一億円差し上げます」
突然、大金を手にした人間はそれをどう使いどう変化するのか。
莫大な資産家の宮島勉と秘書の田ノ倉は宮島の資産を使ってその人間観察を始めたのだ。
さて、選ばれた五人の男女がどのような物語を紡いでくれるのか。
それは読んでのお楽しみ。



いやぁ、ビックリ。

一億円なんて大金、いきなり渡されたらそりゃかなりビックリするし、どうやって使うかかなり悩むのに、この登場人物たちときたら、ものの見事にそれぞれがそれぞれのやり方で使うんですもの。

それも、お金で買えないようなもののために。

人間の心の奥底の醜いものから素敵なものまで、この一億円によって露わにされていく様は何とも言えないものでした。

五人が五人とも違う使い方をして凄いなぁと思うけれど、私は「仰げば尊し」で一番涙しました。

驚きあり、涙あり、寒気を感じるものもあり、どれも飽きさせずテンポ良く読めました。

一億円もらったら、私は何をするかなぁ。

この登場人物たちみたいな使い方は出来ず、家を手に入れたり、貯蓄したりとか、普通の使い方をしそう。

だから、きっと田ノ倉さんが私を見つけても選んでくれないだろうなぁ、と思いました。

人生ドラマチック!メロチック!

一度しかない我が人生、思いっきり楽しむぞー!




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2014.10.28(Tue) | 【赤川次郎】:一億円もらったら | cm(0) | tb(0) |

フォトポエム絵本 のほほん / 工藤直子


フォトポエム絵本 のほほん (創作絵本シリーズ)

【あらすじ】

色んな生き物の写真に添えられた、ほっとしてくすっと笑って温かくなる詩の数々。
「のほほん」とした時間がここには沢山詰まっています。

2014.10.27(Mon) | 【か行】:工藤 直子 | cm(0) | tb(0) |

ドラッグ・コート ――迷う仔猫と不思議な薬 / 天堂里砂


ドラッグ・コート - 迷う仔猫と不思議な薬 (C★NOVELS)

【あらすじ】

東条克己、16歳。
大手製薬会社に勤める父と、心の病を患っている母と、大きな猫(メインクーン)の志摩子さんと暮らしている。
傍から見れば裕福で幸せそうに見える彼には家族に関する悩みがあった。
ある日、克己は誘拐されそうになりそこから彼の日常はガラリと変わってしまったのだ。
助けてくれたのは正体不明のイケメン二人。
どうやら彼の父が開発した薬に事件の発端があるらしい・・・

2014.10.27(Mon) | 【た行】:天堂 里砂 | cm(0) | tb(0) |

星空放送局






中村航さんの

『星空放送局』

を読みました。



こちら星空放送局。
「出さない手紙」「カラスは月へ」「星空放送局」の3つのお話が紡ぐのは、ほっとする優しい調べ。
素敵なイラストと共に、ほっとする不思議な空間へおいでください。



宮尾和孝さんの柔らかなイラストと、中村航さんの優しい言葉が、ほっとする時間を与えてくれました。

本当にほっこりして優しくって、あぁ良いなぁって感じで。

思わず顔がほころんでしまう、幸せな時間。

「出さない手紙」の女の子の優しさとか、「カラスは月へ」のカラスの優しさとか、「星空放送局」のみんなの温かさとか。

ほっこり幸せ。牛乳大好き。繋がってて、繋がってて。人と人は繋がってて。優しさも繋がってて。

あぁ、良いなぁ。本当、良いなぁ。

ほっこりと、じーんと、心があったまったよ。




2014.10.22(Wed) | 【な行】:中村 航 | cm(0) | tb(0) |

灰の中の悪魔




赤川次郎さんの

『灰の中の悪魔』

を読みました。



花園学園に通う、由利子、旭子、香子の三人はそれぞれ個性がバラバラの仲良し三人組。
ある日、学園内で数人の子が脅迫されていることを知る。
それぞれがそれぞれの特技を生かし、真相究明に乗り出すのだが…

悪魔シリーズ第一弾!




主人公は由利子なんだけど、これがまた主人公らしからぬ扱いを受けて、不憫だけど面白い!

作者の台詞が何度も登場するのもまた一興。

探偵役の香子は令嬢で、頭も良いし、性格も良いし、武道に長けてるし、何といってもお金持ちでその財力によって色んなことが出来ちゃうし。

由利子のこと、作中で何回も改まって主人公と紹介されているのがなんともはや、面白くて、それで何かついつい応援してしまう。

旭子は演技の達人でこれもまた調査するには大いに役立って凄いのです。

うら若き乙女たちがピンチを切り抜けながら真相解明のために奔走する姿は元気をもらいますね。

私的には、由利子の妹の真由子の活躍もオススメです。お姉ちゃん思いの一面とかもいじらしくて本当可愛い。

中学2年生の真由子、高校2年生の由利子たちとはまた違った若さの力を感じます。

いやぁ、若いって良いなぁ。パワーに溢れていて、元気でいて、読んでいてハラハラしたり一緒に喜んだり、本当に楽しい。




2014.10.22(Wed) | 【赤川次郎】:悪魔 | cm(0) | tb(0) |

ハブテトル ハブテトラン / 中島京子


ハブテトル ハブテトラン (ポプラ文庫)

【あらすじ】

東京の小学校に通っていたダイスケは5年生の時学校に行けなくなった。
心配した両親は母親の実家(広島県福山市松永)の小学校に2学期の間だけ転校させる事になった。
ゲタリンピック、ハブテトル、シャコ…etc ダイスケにとっては知らない言葉ばかり。
それでも、ダイスケは友達が出来、東京の頃より楽しい学校生活が送れるようになった。
ある日ダイスケは、東京で気まずい思いをして別れたサノタマミが居る今治が日帰りで行ける事を知り、ハセガワさんのポンコツ車に乗せてもらって会いに行く事にした。
ところが途中でポンコツ車は故障し、ダイスケは1人で今治まで行くはめになった。

2014.10.21(Tue) | 【な行】:中島 京子 | cm(0) | tb(0) |

花桃実桃 / 中島京子


花桃実桃 (中公文庫)

【あらすじ】

花村茜は父の死後「花桃館」という築20年のアパートの大家をひきつぐ事になった。
「花桃館」は交通の便利が悪い袋小路のどんづまりにあり、側には、寺と墓がある。
大家となった茜と、そこに住んでいる人達との日常の交流を描いている。
父の交際相手だった李華ばあさん、自称ミュージシャンのハルオ、母親の家出後家事をいっさい引き受け父親と弟の面倒を見ている陸。
整形手術をくり返している日名子。
妹のゆうれいと話をするハンチングの槌田。
茜は、住人との交流によって大家として成長していく。
ある日、茜は、誰も会っていないというゆうれいの夫婦と会ってしまう。

2014.10.12(Sun) | 【な行】:中島 京子 | cm(0) | tb(0) |

群青色のカンバス






赤川次郎さんの

『群青色のカンバス』


を読みました。



杉原爽香、16歳の夏。
爽香、今日子、明男の三人は共にS学園高校に進学しブラスバンド部に所属した。
そのブラスバンド部の合宿で、事件が起こる。
爽香が狙われ、ある兄妹を取り巻く環境が謎に謎を呼ぶ。
波乱いっぱいの合宿を、爽香たちは無事に乗り切れるのか!?



あれから一年。

爽香たちは一つ歳を重ね、高校生になっていました。

布子は相変わらず中学校で教師をしているのですが、こちらもまた少しずつ変化があって。

こうして登場人物たちが私たちと同じ時間の経過を経て歳をとって行くと言うのは何とも言えない不思議な感じがあります。

一年という時間で変化していく、彼女たちの様子を見るのは、共に時間を歩んでいるようでとても新鮮味に溢れています。

とは言っても、相変わらず爽香は爽香だし、明男は明男だし、今日子も今日子で。

彼女たちの青春時代特有の心の流れ、変化と言うのも楽しいです。

事件は、田舎の合宿所を中心に起こります。

謎の画家に、謎の女性、保護者とか色々な人の人生が絡み合っていて、何とも言えないものがありました。

爽香が何度も危険な目にあって、ドキドキしました。

爽香や明男、布子に河村とそれぞれの関係の変化も楽しかったです。

次の作品が早く読みたくて堪らなくなる、そんな一冊でした。




2014.10.12(Sun) | 【赤川次郎】:杉原爽香 | cm(0) | tb(0) |

三毛猫ホームズの四季




赤川次郎さんの

『三毛猫ホームズの四季』

を読みました。



「それで――誰が夏子姉さんを殺すの?」
この物騒な一言から始まった笠倉家の姉妹たちの周りで次々と起こる事件。
春子、夏子、秋代、冬美の四姉妹それぞれの思いを乗せて、ホームズ一行と共に四季が巡る。

三毛猫ホームズシリーズ第18弾は、長編書き下ろし。



「夏子さんが帰ってくるそうです」

そんな言葉から始まる今回のお話。

プロローグからして、癖のありそうなメンバーの登場にどうなることかと思ったら、色んな事件が起こって一年の月日が経っていました。

長編だけあって読み応えも抜群。

晴美が危機に晒される場面などはハラハラドキドキものです。

今回もホームズの活躍は流石のものです。

其処此処に散りばめられた伏線が、最後に向かってひとつになって行く時には堪らない高揚感を得られました。

人生色んな事があるけれど、やり直しの出来ないたった一度の人生。

大切な選択、大事な人との関係、色んなモノを大事にしていきたいなと思いました。




2014.10.06(Mon) | 【赤川次郎】:三毛猫ホームズ | cm(0) | tb(0) |

ぼくと未来屋の夏




はやみねかおるさんの

『ぼくと未来屋の夏』

を読みました。



山村風太、小学校六年生。
「未来を知りたくないかい?」―――夏休みに入る前日、ぼくは「未来屋」と名乗る不思議な男性、猫柳健之助に出会う。
彼に巻き込まれながら「神隠しの森」について調べる事になったぼくの、推理と冒険の夏休みのお話。



未来を推測する占いとは違って、確実に「知る」ことが出来ると言う未来屋の猫柳。

彼との出会いが風太の夏休みを特別なものに変えて行くのですが、そこには小学生ならではの感性や考え方などもあって、大人になった今となってはふと懐かしい気持ちも芽生えるお話でした。

推理要素も含まれていて、最後には「神隠しの森」についての色々な謎が解けて行く行程も楽しかったです。

不思議な青年、猫柳は本当に不思議で、その力はどんなものか分かるようで分からないようで。

謎に迫るに従って、風太は怖い体験もするのです。小学生にとっては大冒険・・・否、大人にとっても大冒険だと思います。

風太の心の動きと、風太が作中で執筆する「少年名探偵WHO」のお話も面白かったです。

あなたも風太と一緒にひと夏の冒険をしてみませんか?




2014.10.06(Mon) | 【は行】:はやみね かおる | cm(0) | tb(0) |

ミリオンセラーガール / 里見蘭


ミリオンセラーガール

【あらすじ】

アパレル店員の正岡沙智。
彼氏に振られ、追い打ちをかけるようにリストラされ・・・打ちひしがれる彼女が転職を決めたのは今までの世界とガラリと違う出版社だった。
読書に縁のなかった彼女は一癖も二癖もある先輩方のもと少しずつ変化していく。
これを読めば、本への見方が変わるかも!?

2014.10.03(Fri) | 【さ行】:里見 蘭 | cm(0) | tb(0) |

くじけないで / 柴田トヨ


くじけないで

【あらすじ】

90歳を過ぎてから詩を書き始めた著者の、平成15年から平成22年の作品からなる初めての詩集。
優しく温かくて心に染み入る詩の数々が心に安らぎを与えてくれます。

2014.10.03(Fri) | 【さ行】:柴田 トヨ | cm(0) | tb(0) |

マザコン刑事の逮捕状






赤川次郎さんの

『マザコン刑事の逮捕状』


を読みました。



ある日いきなり大谷の母にホテルに呼び出された努と弓江。
なんと、努が今からここでお見合いをするという。
相手は18歳の可愛い女の子の杉山涼子。
ところが、涼子が男たちに狙われて・・・(「命がけのライバル」)

他、四編収録のマザコン刑事シリーズ第三弾。



警視庁捜査一課の敏腕警部でしかも二枚目の大谷努と、その部下で恋人の香月弓江、そして努を溺愛する大谷の母の三角関係は、今回も見事に楽しませてくれました。

弓江の大谷の母への思いやりや、二人のやり取りは凄いなぁと思います。

良い所で大谷の母が出てきて事件を解決するきっかけを作るようなところも面白いです。

今回は弓江に強力なライバルも出現。

大谷と弓江のお互いを思いやる気持ちも素敵だなぁと思いました。

弓江のように相手を思いやり、その親も大切にする、そんな素敵な女性に憧れます。

まだ続編があるので、そちらも楽しみです。




2014.10.01(Wed) | 【赤川次郎】:マザコン刑事 | cm(0) | tb(0) |