
中国嫁日記(三)
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
何やかんやとあって、中国に引っ越すことになった井上夫妻。
日本と違うところばっかりで衝撃を受けつつも、二人一緒にいるなら日本に居ても中国に居ても変わらない日常がそこにあるのです。
いつまでもラブラブな二人の日常を描いた四コマ漫画が今回もほっこりさせてくれます。
国際結婚の大変さと、中国独特の「芸術写真」を描いた描き下ろしも収録。
【感想】
今回もラブラブっぷりにあてられました。
でもほっこり。
月さんの前向きさは本当に凄いなぁと。
そして中国の生活事情などが分かったり。
日本ってすっごいところなんですね。ご飯も美味しいし、安全だし、清潔だし。
国際結婚ってめっちゃめっちゃ壁が高いってのも知って、それを乗り越えてでも結婚した沢山のご夫婦に拍手。
井上さんたちが「芸術写真」と呼んでいた中国の結婚写真はちょっと興味あるかも。凄いんだろうなぁ。
愛があれば、歳の差なんて、国の壁なんて突破しちゃう、そんなお二人にも改めて拍手。
次巻も出ているようなのでそれも楽しみだなぁ。
【発行日】2014.2.26.
【発行所】株式会社KADOKAWA
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2015.04.29(Wed) | 【あ行】:井上 純一 |
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ジャンヌ・ダルク (コミック版世界の伝記)
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
イギリスとフランスの百年戦争が続く最中に生まれたジャンヌ・ダルク。
信心深く優しい子に育った彼女は成長したのち神の声を聞き、フランスを救うために立ち上がった。
そんな彼女の生涯を分かりやすく描いた一冊。
【感想】
フランスの有名な聖女ジャンヌ・ダルクの強く儚く切ない一生を分かりやすく描いてくれていて、とても勉強になりました。
ジャンヌは凄かったんだなぁ。
強い信心と、優しさからくる勇気で戦争の真っただ中に進むだなんて、本当に本当に凄いなぁ。
戦争は本当に悲しみしか生まないんだよね。
どうか世界が平和で包まれますように。
【発行日】2011.12.
【発行所】株式会社ポプラ社
2015.04.28(Tue) | 【その他】:いろいろ |
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ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
後に出雲大社に祀られることになったオオクニヌシのお話。
兄弟神たちとの戦いに、因幡の白兎のお話、果ては天上の神々との戦いまでを描く。
カラーページも有り。
【感想】
今まで知らなかったけれど、神様たちの戦い、凄すぎる。
神様も嫉妬したり悪いことを考えたり、善人ばかりじゃなかったんだなぁ、って思った。
スサノオさんは相変わらず荒ぶっていると言うか意地悪と言うか。
アマテラスさんも実は我が子可愛いと言うか、欲深いと言うか。
オオクニヌシさんは中々に女好きで。
なんか神様の人間らしい部分をいっぱい見れて、身近に感じるような不思議な一冊でした。
神の国も色々あるのねぇ。
【発行日】2012.9.25.
【発行所】株式会社平凡社
2015.04.28(Tue) | 【か行】:こうの 史代 |
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お母様 大好き
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
著者の純粋な心を映し出したかのような優しい言葉と力強い作品の数々。
【感想】
著者は本当に純粋な心なんだなぁ、と思わされる言葉がいっぱいでした。
純粋な心で強く強く生きられたら、それは本当に凄いことだと思います。
その優しさからはまた正反対ともとれるような力強い書の作品の数々は、純粋な中に芯の強い心を併せ持つ著者そのもののようでした。
【発行日】2014.3.3.
【発行所】いきいき株式会社 出版局
2015.04.28(Tue) | 【か行】:金澤 翔子 |
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蓮華君の不幸な夏休み〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
蓮華晴久・大学一年生。
訳あって貧乏大学生やってます。
ある日、もぐりのタトゥショップでタトゥを彫ったのがきっかけで人生が一気に変わってしまった。
果てさて、後期の授業が始まるまでの間に彼の人生は元に戻るのでしょうか。
【感想】
いやぁ、最初っからハチャメチャキャラのハチャメチャな台詞に振り回されたりクスッとさせられたりしながら読んで行ったけれど、面白い。
この主人公の晴久くん。なんとも良いキャラですよ。
いかつい顔なのに家事全般どころか冠婚葬祭の儀礼までバッチリ出来るっていうギャップとか。
その荒々しい言葉の中に何かめっちゃ頭の回転が速くて計算されているものがあるように見えるところとか。
タトゥのせいで大いに人生変わってしまったけれど、その中で元に戻ろうと足掻いている彼と、その周りの人たちと、そして異能なる人々と。
またその人たちのキャラの濃いこと、濃いこと。
ファンタジーなのかなぁ。でも、なんとも言えず面白くて。
シリーズ物なので最後まで読めば、今回分からなかったことも分かるんだろうね。
晴久くん、ガンバなのですよ。
【発行日】2010.12.20.
【発行所】中央公論新社
2015.04.24(Fri) | 【あ行】:海原 育人 |
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メイズプリズンの迷宮回帰―ソウルドロップ虜囚録 (ノン・ノベル)
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
家出少女の西秋有香は、ある時不思議な雰囲気をまとう脱獄囚の双季蓮生と出会う。
双季と出会ったことにより、有香はある計画を実行することになった。
ペイパーカットの名を使ったその計画は、サーカムの二人のみならず東澱の一族を巻き込んでいく。
有香を通して次第に明らかにされていく蓮生と東澱の関係とは!?
【心に残った言葉】
人は、誰しも何かに自分の心を託して生きている、だから、どんな人間であっても、生命と同じくらいの価値があるモノが存在しているのだ
君は、君だ――誰にも似ていない。そしてそのことを受け入れられるかどうか、君の未来はそこに掛かっている
きっと大切なのは、どこかにある出口なんかじゃなくて、目指すものに行きたいという気持ちの方なんだわ。今は迷っているかもしれない。でも行こうとしていれば、いつか辿り着けるかも知れない
【感想】
いやぁ、今回はまさかの展開でしたね。
双季さんも不思議だけれど、この一連の事件を通して有香ちゃんが成長していく様を見ているのは、本当になんというか、考えさせられるものがありました。凄かったです。
東澱の人間もまたどんどん出てきて、どの人も個性強いし。
スイッチが入った千条がマジ凄かった。というか、一部見えたあれは一体何だろう。千条もまだ秘めているものがいっぱいなんだな。
これはまだまだ奥深くて、進めば進むほど不思議なんだけれど引き込まれて、続巻がどんどん読みたくなる、そんな作品。
キャビネッセンスの話になると、自分のキャビネッセンスって何だろうっていっつも考えるけれど、結局まだ分かんない。
自分も成長していって、自分を見つめられたらいつか見つけられるのかな。
【発行日】平成18年11月10日
【発行所】祥伝社
2015.04.21(Tue) | 【か行】:上遠野 浩平 |
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ぼおるぺん古事記 (一)天の巻
【満足度】★★★★☆
【あらすじ】
ボールペンで描かれた古事記の世界。
原文そのままに分かりやすく解説もついて、古事記の世界を漫画で楽しめます。
第一巻は神々のお話。
イザナキとイザナミの話からヤマタノオロチの話まで盛り沢山。
【感想】
あの古事記を漫画で読めるなんて!
と思って読んでみたら、まぁ、面白い。
神様って色々あるんだよね。
原文で書かれているから、そのまま古事記の勉強にもなるし、神様たちを視覚的に認識することも出来るし、凄いなぁと思ったよ。
しかも、トーンを使わずボールペンで表現された世界ってのがこれまた独特で。
古の時代に想いを馳せながら楽しく読ませてもらいました。
それにしても、スサノオって思ってたのと違うーーーーー。
【発行日】2012.5.25.
【発行所】株式会社平凡社
2015.04.16(Thu) | 【か行】:こうの 史代 |
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皇帝の新しい服 (講談社ノベルス)
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
瀬戸内の島で昔から伝えられて来た婿取りの儀式の候補者として石崎に白羽の矢が立った。
ところが、その儀式で過去に殺人事件が発生していることが分かったのだ。
そして石崎の元に脅迫状が届く。
石崎たちは真犯人を見つけ、無事に儀式を終えることが出来るのか!?
【感想】
遂に石崎に春がっ!!
と思いきや、それはミリヤたちによってめっちゃめっちゃ踊らされた石崎の悲しい姿なのだった。
石崎ドンマイ・・・
ミリヤたちに振り回される石崎の姿。可哀想だけれど、面白くて、そして応援したくなる。
石崎にも春を!!
ってやきもきしながら、いつものように一緒に謎解きをしていくのが楽しかった。
瀬戸内の島と言えば、海賊!昔から伝わる儀式ってのがまた凄い。
今回こそ私の推理は良い線行ったと思ったのに、最後の最後にやられたー!って感じで、悔しいけれど面白かったです。
次回こそ真犯人に辿り着けたら良いなぁ。ということで、次も楽しみです。
【発行日】2012.12.5.
【発行所】株式会社講談社
2015.04.10(Fri) | 【あ行】:石崎 幸二 |
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空から ―書と遊び、書に笑う 金澤翔子作品集
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いた金澤翔子の作品集。
【感想】
力強い書の作品が沢山沢山溢れていました。
こんなに力強い字が書けるなんて凄いなと思い、圧倒されました。
ダウン症というハンディキャップを持ちながら書きあげられた魂のこもった作品たち、本当に凄いです。
【発行日】2013.11.2.
【発行所】清流出版株式会社
2015.04.09(Thu) | 【か行】:金澤 翔子 |
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県庁おもてなし課 (角川文庫)
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
高知県庁に出来た観光新興のための、その名も「おもてなし課」。
高知県の観光をどうにかしようと色々考えるも、そこはやっぱり「お役所」の県庁職員。
四苦八苦していたところに、観光大使を依頼していた作家の吉門喬介からの痛い言葉を浴びせられる。
掛水たちおもてなし課の面々は果たして高知の観光を活性化させられるのだろうか!?
【感想】
「公務員」と「民間」の考え方はこうも違うのか、とまざまざと見せつけられた一冊でした。
観光を新興させるにはお役所の力が必要なんだけれど、色々と縛りがあって。
その中で民間の喬介たちの言葉がめっちゃめっちゃぐさぐさと突き刺さってくるんだけれど、どれも的を得てて。
清遠っていうめっちゃ強烈キャラクターの人も出てくるし、そこここにほっこりする恋愛模様も入ってて、仕事も恋愛も読んでてもどかしくて「掛水頑張れ!!」「なんでそうなるんじゃ!」って突っ込みどころが満載で、本当に面白かったです。
何回も戻って読み返したりして。
掛水も、多紀ちゃんも、喬介も、佐和ちゃんも、清遠さんも、ホンマええキャラですわー。もちろん、おもてなし課の面々も。
しかも、この「おもてなし課」高知県に実際にあるというじゃありませんか。話はフィクションなんですけど。
沢山の人が色々もがきながら、足掻きながら、沢山の人の幸せを考えているんだなぁって思って、自分も出来ることを頑張ろうって思いました。
いやぁ、みんな、カッコイイっす。本当。ハラハラドキドキ、応援、応援。日本にはええところがいっぱいじゃー。
【発行日】H23.3.31.
【発行所】株式会社角川書店
2015.04.09(Thu) | 【あ行】:有川 浩 |
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ツレはパパ1年生
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
元うつ病のツレと私の間に、息子が誕生!!
初めての育児に二人はてんやわんや。
うつを患っていた人でもこうやって育児が出来ると勇気をくれる一冊。
【感想】
「産後うつ」という言葉があります。
元気な人でもそんな精神状態になるという育児。
元うつのツレさんが再発しないか、と心配をしていた貂々さんですが、事態は思わぬ方向へ。
育児って想像以上に大変なんだな、と改めて教えられたけれど、持病があってもなんとかなるんだな、と勇気も貰った。
私も頑張ろう。
【発行日】2009.3.30.
【発行所】朝日新聞出版
2015.04.06(Mon) | 【は行】:細川 貂々 |
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消された龍馬 念写探偵 加賀美鏡介 講談社ノベルス
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
名門私立桜葉女子学園でPTA会長が殺害された。
鏡介は警察から捜査協力を要請される。
一方、奈緒美が京都の骨董市で手に入れた古い鞘を念写したところそこに写し出されたのは、なんと坂本龍馬暗殺事件の場面だった。
現代と過去の事件が交差する今回の事件。鏡介は何を見つけるのだろうか。
【感想】
念写探偵、第二弾。
今回はなんと坂本龍馬殺人事件の謎を解き明かしてくれます。
まぁ、本当、良くぞまぁ、と言いたいくらい色々絡み合っててビックリ。
作中に出てくる百目鬼の著書の話も面白かったよ。
鏡介の家族も出てくるし、後半には著者の他の作品の登場人物たちも出てくるから、他のシリーズを読んでいる人はもっと面白いかも。
龍馬暗殺事件の謎解きが面白い。そんなのがあったのかぁ、と。
タイムマシンがあったら、見てみたいよね。真実は闇の中・・・なのかな。
歴史物って面白いね。
【発行日】2009.12.7.
【発行所】株式会社講談社
2015.04.06(Mon) | 【か行】:楠木 誠一郎 |
cm(0) | tb(0) | ▲

きっとできるはずだから!
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
色んなことが押し寄せてきて「どうしよう!」でいっぱいになっちゃった時。
そんな時に心を落ち着かせるきっかけをくれる一冊。
【心に残った言葉】
ひとりで 悩まないで ・・・ ひとりで かかえこまないで ・・・
自分を 見失わないで ・・・
自分の ペースを 大切にして
決して ムダなことなんてことは ないんだよ
【感想】
本当、いっつもこんな感じ。
やることいっぱい押し寄せてきていっつも「どうしよう!」でいっぱいになっちゃう。
またまた可愛いハムスターのイラストに癒されながらくすっとしたあたたかくて優しい笑いを心に吹かせてくれました。
ほっこり。
【発行日】2005.10.11.
【発行所】株式会社 青心社
2015.04.04(Sat) | 【か行】:国栖 晶子 |
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わすれないよ
【満足度】★★★★☆
【あらすじ】
ぼくんちにずーっとあったソファーとのお別れのお話。
【心に残った言葉】
なにも 捨ててしまうことは ないじゃないか !!
だって いつも そこにあるのが あたりまえの ことだったから ・・・
それが ぼくにとって あたりまえの ことだったから ・・・
キミのこと わすれないよ
【感想】
人生出会いあれば別れあり。
私も今まで色んな出会いと別れがありました。
出会いは嬉しいけれど、別れはいつきても辛い。
大切な人やモノとの別れ。思い出いっぱいの人やモノといくつ別れてきたかな。
でも本当、思い出の中に生きてるよね。
忘れたくても忘れられないもの。
時々思い出すと懐かしくなる。
そうして人は成長していくんだろうね。私も成長するぞ。
【発行日】2004.9.1.
【発行所】株式会社 青心社
2015.04.04(Sat) | 【か行】:国栖 晶子 |
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きっときっとだいじょうぶ
【満足度】★★★★★
【あらすじ】
当たり前なことが当たり前じゃなくなる時が、ある日突然やってくる。
でも、きっとだいじょうぶ。
そんな風に心が挫けた時にそっと背中を押してくれる一冊。
【心に残った言葉】
だいじょうぶだよ !! 信じようよ !!
決して あせらずに ・・・・・ 決して あきらめずに ・・・・・
きっと きっと だいじょうぶ
【感想】
ある日突然大きな病気や怪我をしてしまった人なら陥るあの深い闇。
そんな不安を軽くしてくれて、前向きの力をくれるあたたかくて優しい言葉と可愛らしいハムスターのイラストたち。
読んでて心がほっこりしました。
そうだよね。私もきっと大丈夫。信じてみるよ。前に前に。日々感謝。
【発行日】2003.2.23.
【発行所】株式会社 青心社
2015.04.03(Fri) | 【か行】:国栖 晶子 |
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以心伝心 言わぬが花―幸せをよぶ言葉
【満足度】★★★☆☆
【あらすじ】
著者が書いた花にまつわる詩や書と共に、花にまつわる言葉や文章を色々と紹介。
【心に残った言葉】
勇気を出して 芽を出そう
大きな樫の木も もとはドングリだった
あなたは私の太陽
私は、私らしく生きるの 最後の一枚が散るまで…
本当の自分の幸せは自分自身で見つけるもの
自分に無理強いしない
自信とは 年輪を重ねた 心の中で ゆっくり 成長する 木である
【感想】
花を見ていると本当に心が穏やかになる。
色んな花があるみたいに、色んな人間がいる。
自分自信の花を咲かせられるように、自分に自信を持って成長したいな。
詩も素敵だったけれど、書も味わい深くて素敵だった。
昔の人の文章を紹介しているところを読んだ時、昔から人は花について色々語っているんだなって思った。
花はずっと存在しているもんね。人間よりも昔から、ずっとずっと。
【発行日】1995.12.24.
【発行所】(株)芙蓉書房出版
2015.04.01(Wed) | 【た行】:瀧井 康勝 |
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