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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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リケコイ。 / 喜多喜久



リケコイ。

2016.10.25. / 株式会社 集英社



恋愛経験ゼロの理系大学院生、森。
ある日、彼は年下の他大学の女子大生に恋をした。
妄想と行動が暴走していく森。
この本は、森の大失態を通して恋のなんたるかを教えてくれる一冊である。



もうねもうね、森くーーーーん!!それは、ダメ!あーーー、ダメ!!
って、ダメだしいっぱいでしたよ。
暴走し過ぎ。妄想し過ぎ。落ち着いてーー!!!
いやぁ、恋に堕ちると人はこうも変わっちゃうものなんですね。
森くん、決して頭が悪いわけではないんですよ。
有名国立大学の大学院生ですもの。
なのに、こと恋愛においてはもうね、目を覆いたくなることばっかり起こすから、本当に、森くーーーん!!って感じで。
いやぁ…凄かったよ。
森くん、暴走が凄かったよ。
読んでいてハラハラですよ。
森くんの視点で書かれる本文と、原作者が章が終わるごとに文章を書いているというのも面白かった。
原作者については、最後のお楽しみ、ということで。
女性と接点が少なくてどう接したら良いかわからない方には、森くんと同じ轍を踏まないように教訓の一冊として読んでいただきたい。



精神の衝撃を和らげるために、いついかなる時も最悪を想定すべし。





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2016.12.24(Sat) | 【か行】:喜多 喜久 | cm(0) | tb(0) |

最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ / 椹野道流



最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ

平成27年8月25日 / 株式会社KADOKAWA



ある夜、海里は兄の親友だったと言う刑事の仁木涼彦と出会う。
なんと、彼の体にはマフラーの幽霊が巻き付いていた。
涼彦とマフラーの関係は!?

シリーズ第4弾。



今度は、一憲さんの元親友の登場です。
これがまた、好青年なのですよ。
マフラーが幽霊で登場するって言うのも面白くて。
海里くんと一憲さんの関係が少しずつ変わって行っていくのも、ほっこりしてきて。
涼彦さんと一憲さんの関係というのも、解き明かされていくと、なるほどって感じで。
マフラーの幽霊だけでなく、今回はストーカー事件も出てきます。ストーカーは怖いですね。
美味しい料理に、温かい人たち、じーんと来る場面も相変わらずで、読み終わったらほっこり温かくなりました。
次巻もまた楽しみに読ませていただこうと思います。



俺が育てたも同然の弟が、クズであるわけがなかろう。たとえお前自身の発言でも、俺の弟をクズ呼ばわりは許さんぞ


普通とか普通じゃないとか、俺ん中の物差しで勝手に計っちゃ失礼だよな


結婚に限らず、友達づきあいでも近所づきあいでも仕事でも、相手が喜ぶようなやり方で、その人のことを大事にしようとするのは、面倒臭いし、難しいものだろう。だからこそ、相手を首尾よく喜ばせられたときには、ひとりでは得られない充足感や達成感がある。


予想外なればこそ、人生は面白うございますよ





2016.12.16(Fri) | 【は行】:椹野 道流 | cm(0) | tb(0) |

最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ / 椹野道流



最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ

夏神の過去が気になりながらも、ばんめし屋で修業を続ける海里。
ある夜、ばんめし屋を訪れた女性客は、なんと海里の兄の婚約者だった。
彼女と接する内に少しずつ変わって来た海里。
長い間、軋轢があった兄弟間に変化が訪れるのだろうか。

シリーズ第3弾。



今回も泣けました。
もうね、夏神さんの過去にも泣けたというか切ないというか。
そして、海里の兄の一憲さんの婚約者さんの素晴らしいこと。
人柄が良くて、頭が切れて、本当に素敵な人でね。そんな人に私もなりたい。いや、なれないけれど。近づきたい。
彼女と海里のやり取りもほんわかしたり、ハラハラしたりがあって。
海里も兄の一憲さんと向き合うきっかけをもらったりで、最後はほっこりしました。
心に傷がある人ほど、こうも優しくなるのでしょうか。
もちろん、ロイドも大活躍。
しんみり、じんわり、ほっこりなお話でした。
次回作も楽しみ。またハンカチの準備しとかなくちゃね。


誰かが生きろって言ってくれるのは、こんなに嬉しいことなんだって(中略)ただ『生きてていいよ』って言ってもらえるのは、それだけですっげー許されたって気がする。


何があっても、過去は消えへん。(中略)こんな俺でも命を繋ぐことができたんやって思えたら、ちょっとだけ救われた気にはなれるかもしれん


食い物を分かち合う間柄に、マイナスの感情ばっかりはありえへん。


ほんま、情けは人の為ならず、や


だけどここでは、さすがに牛や豚は違うけど、魚も鶏も野菜も丸ごとだろ。やっぱ、食材以前に、これは命なんだなって感じるんだ


みんなで、って言えることが……『みんな』が自分の周りにいてくれるってのが、幸せなんだよなあ、結局




2016.12.09(Fri) | お知らせ | cm(0) | tb(0) |

最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華 / 椹野道流



最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華

平成27年1月25日 / 株式会社KADOKAWA



ばんめし屋で働き始めて3か月。
今の生活に慣れてきた海里の元を、後輩俳優の里中李英が訪れる。
それをきっかけに海里は再び窮地に立たされることとなる。
店の常連の淡海の過去も明らかとなる、シリーズ第2弾。



いやぁ、今回も泣かされました。
もうね、夏神さんが男前過ぎて。
海里も本当に良い人に出会ったなぁって。
もちろん、海里も凄く男前なところがあるんですけれどね。
小説家の淡海さんの意外な過去も知ることとなって、驚愕であり、しんみりであり。
今回の料理は冷やし中華。
これまた、じーんと来る話でした。
あ、もちろん、ロイドも大活躍ですよ。
今回の事件を経て、海里はまた一歩ずつ前に進んで行くんでしょうね。
ほんわかあったか、お腹も空く良いお話をありがとうございました。
夏神さんの過去も気になるけれど、その内明らかになるのかな。
次巻も楽しみに読ませていただこうと思います。



言うか言わないかは夏神さんが決めることだから。言ってくれるなら、そんとき何があったか知ればいい。言ってくれないなら、それは夏神さんが俺に知らせたくないことなんだから、知らないままでいいってことだと思いますけど


人は、誰か守るべき人がいると、強くなれる


また次に、やりたいことを見つければいいだけなんだから





2016.12.04(Sun) | 【は行】:椹野 道流 | cm(0) | tb(0) |

三毛猫ホームズの家出 / 赤川次郎



三毛猫ホームズの家出

1992.12. 光文社 / 1996.2. 光文社 / 2000.5. 角川書店



晴美と石津と共にバスに乗っていたホームズ。
ある停留所で降りる少女がホームズに「降りるわよ」と声をかける。
なんと、ホームズは少女について降りて行ってしまった。(『三毛猫ホームズの家出』)

他、3編収録。シリーズ第23弾。



久し振りに読みました。三毛猫ホームズシリーズ。
今回もホームズが大活躍。
4編ともに面白かったです。短編集なのでテンポよく読むことが出来ました。
でも最後の「催眠術」はちょっと怖かったかな・・・
少女たちが出てくると、また違った感じのミステリアスな雰囲気が醸し出されてドキドキします。
家族愛にも色々あるなぁ、と。
あと猫の不思議な魅力とか。
これを機にまた少しずつ三毛猫ホームズシリーズを読んでいきたいです。



2016.12.04(Sun) | 【赤川次郎】:三毛猫ホームズ | cm(0) | tb(0) |