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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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カンナ 戸隠の殺皆 / 高田崇史



カンナ 戸隠の殺皆

2010.2.4. / 株式会社講談社



諒司の言葉を手掛かりに、甲斐たちは天岩戸伝説の残る戸隠にやって来た。
そこで隠岩戸宮に行きついた甲斐たちは、事件に巻き込まれる。
甲斐の婚約者・聡美の祖父の鍬次郎も動き出し、甲斐たちの社伝を追う冒険はさらに複雑に人間模様が絡まって行く。

シリーズ第5弾。



今回は戸隠流忍法も登場します。
甲斐たちはこれまでよりもパワーアップした敵に遭遇して大変でした。
もう、どうなってしまうのかハラハラしながら読みました。
今回は聡美の祖父の動きも気になるところです。
色々な人の思惑が複雑に絡まって、一体社伝の行方はどうなってしまうのか、これから更に彼らの行き先に困難が待ち構えていそうです。
天岩戸伝説に秘められた天照大神の秘密…というか、疑問点に甲斐たちが気付いた時、その着眼点に驚きました。
毎回、歴史を違う観点から見るこの著者のシリーズには「そんな考えがあったのか」と気付かされます。
天岩戸伝説はあまりにも有名なので昔から聞いていたハズなのに私はその違和感に気付きませんでした。
残された資料、残されなかった資料…どちらの方から見るかということでまた見え方が違ってくる歴史。
私たちの日々の生活も現在進行形であるそんな歴史の一部なのですよね。
与えられた情報を鵜吞みにせずに、自分で考えてみることが出来るようになったら良いなと思います。
また、次巻も楽しみに読ませていただこうと思います。



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2017.04.26(Wed) | 【た行】:高田 崇史 | cm(0) | tb(0) |

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン! / 鴻池剛



鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

2015.11.12. / 株式会社KADOKAWA



ある日著者の元にやって来た一匹の猫、ぽんた。
ぽんたと著者の日々の壮絶な戦いを描いたクスッと笑えるコミックエッセイ。
「ぽんたがうちに来た日から」などの描き下ろしも収録。


いやぁ、WEB上で読んではいたのですが、またコミックとして読むと改めて面白いですね。
読んだことある話なのに、始終笑かされました。
描き下ろしにはジーンと来たり、やっぱり笑ったり。
猫と暮らしたことのある人には「あるある」な事柄もいっぱいなんだろうなぁ、と思いながら読んだりもしました。
私は猫と暮らしたことはないのですが、猫の居るお宅にお邪魔して触れ合う機会をいただいたりしたこともあったので、その子のことも思い出したりしました。
ぽんたの自由さは見習いたいです。
続刊もあるとのことなので、そちらも読むのを楽しみにしています。



2017.04.22(Sat) | 【か行】:鴻池 剛 | cm(0) | tb(0) |

吸血鬼は初恋の味 / 赤川次郎



吸血鬼は初恋の味

2016.6.28. / 株式会社集英社



クロロックの取引先の社長令息の結婚式にエリカも参列することになった。
ところが、結婚式場である男が突然死。
そんな中、花嫁は死んだはずの恋人と偶然出会い…!!(『吸血鬼は初恋の味』)

表題作ほか、2編収録。
シリーズ第34弾。



待ってました、吸血鬼シリーズ最新作。
吸血鬼シリーズは、私が赤川次郎さんの作品を読むきっかけになった思い出深い作品のシリーズです。
今回も、クロロックとエリカが活躍します。
それにしても、なんというか…切ない話が多かったです。
そりゃ、エリカとクロロックが居ればそれだけで嬉しいんですけれど、3作品ともなんとも切なくて。
そんな中では表題作の『吸血鬼は初恋の味』が一番明るい気持ちになれたかな。
『吸血鬼の小さな灯』はやるせなさが強かったかな。ほっこりするところもあったんだけれど。
そういう意味では、『吸血鬼と真夜中の呼び声』がいちばん悲しかったかも。
このシリーズでは吸血鬼という存在を通して、人間の持つ暗い部分をシリアスになり過ぎずに表現されているのではと感じます。
また、最新作を楽しみに待ちたいと思います。



2017.04.19(Wed) | 【赤川次郎】:吸血鬼 | cm(0) | tb(0) |

空棺の烏(くうかんのからす) / 阿部智里



空棺の烏

2015.7.30. / 株式会社 文藝春秋


八咫烏が統治する山内で、宗家の護衛を任されている山内衆。
その養成機関である勁草院に雪哉が入峰した。
雪哉と同期の生まれも育ちも違う少年たち。
過酷な勁草院での日々を乗り越えて行く彼らの成長を描く。

シリーズ第4弾。



日嗣の御子である奈月彦を守るため、遂に雪哉が勁草院に入りました。
勁草院で彼が出会うのは、平民の茂丸、大貴族の明留、下人の千早など様々な境遇の者たちです。
今作の各章には彼らの名前が冠され、勁草院での生活が展開していきます。
宮烏と山烏の確執や、若宮派と兄宮派の対立など、中々におどろおどろしい、突き刺さるような内容でした。
年端も行かない彼らがそれぞれ背負っているものの、なんと大きいこと。
一章ごとにドキドキするのですが、これまた最終章に向かって張り巡らされていた伏線が明らかになって行くところは、その緻密さに驚かされます。
うーん、凄い。
そしてまた前作から続く猿の脅威も今作でも続いていて、こちらもハラハラしました。
次回作がどんな展開になって行くのか、楽しみに読ませていただきたいと思います。



お互いに分からないことは分からないで構わないと思うんだ。無理に、分かった気になるよりも、その方がずっといい。理解できないってことが、自分の知らねえ世界に生きる八咫烏を馬鹿にする理由にはならねえんだと、弁えてさえいれば十分だ


力の使いどころを間違えるなと言っている


黒い面なんて、誰だって隠して当然だ。それ以上に、目に見える白い面を見て、付き合っていきたいと思えるかどうかなんじゃねえの





2017.04.07(Fri) | 【あ行】:阿部 智里 | cm(0) | tb(0) |

時をかける眼鏡 眼鏡の帰還と姫王子の結婚 / 椹野道流



時をかける眼鏡 眼鏡の帰還と姫王子の結婚

2016.5.25. / 株式会社 集英社



突如舞い込んだ姫王子ヴィクトリアの結婚話。
相手は大国アングレ。
国の命運をかけたこの縁談、断るか受け入れるか皆が頭を悩ます。
元の世界に戻る機会を待ちながら過ごす遊馬は、一体どう動く!?

シリーズ第3弾。



王族って大変ですよね。
結婚も国の為、民の為。
だけれど、大国との関係とか、色々な背景とか今後のこととか考えなくちゃいけなくて。
最初は一体どうなるんだろうと思っていたら、新たな登場人物出現で思っても見ない展開になりました。
なんかね、胸打たれた。
色々とズガーンと打たれましたよ。
遊馬は遊馬で大きな決断をします。
その決断に拍手を送りたいです。
シリーズを重ねるごとに遊馬やロデリックたちの間にある絆が深くなっていくようで、ほっこりとしました。
自分の居場所を見つけてそこで出来る限りのことをする…そんな遊馬やみんなは本当にカッコイイと思います。
今後の展開も楽しみです。



2017.04.06(Thu) | 【は行】:椹野 道流 | cm(0) | tb(0) |