パノラマ島美談
2016.10.18. / 株式会社 講談社
美少年探偵団は、五泊六日の冬期合宿を決行した。
行先は、元美術教師の永久井こわ子が潜んでいる無人島、野良間島。
そこで、彼らは永久井が作成した5つの「見えない絵」を探すことになる。
シリーズ第5弾。
遂に合宿決行ですよ。
いやぁ、念願叶って良かったねぇ…と思ったのも束の間。
ただの合宿で終わる訳が無かった。
またまた永久井さんの登場。
彼女の作成した5つの絵。
それを美少年探偵団が見つけるのが今回のミッションなのですが、まぁ、どれも意匠を凝らした絵たちでした。
その姿が明らかになった時、それぞれに何とも言えぬ衝撃があったのですが、一番は雲雀館の絵かなぁ。
存在するものなら、是非とも鑑賞してみたい。
もちろん、他の4つの絵もそれぞれにインパクトがあって鑑賞できるものなら鑑賞してみたいけれど、やっぱり私の中での一番は雲雀館の絵でしたよ。
それ程に、読んでいても衝撃的でした。
眉美の活躍(?)も良かったですよ。
今回もショートストーリー『曲線どうか?』『白髪美』が収録されています。
『曲線どうか?』では、美食のミチルの凄さを再実感。ああ、一度で良いから彼の手料理が食べたい。
そんでもって『白髪美』ではあのお方が登場です。
と言っても、私は名前しか聞いたことなかったので、あのお方を知っている方たちからしたらまた違う感想があるのでしょうけれど。
さてさて、美声のナガヒロくんが口にした新しいあのお方。
いつか出会えるのかな。
次巻が楽しみです。
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2017.05.04(Thu) | 【な行】:西尾 維新 | cm(0) | tb(0) | ▲