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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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カクレカラクリ / 森博嗣



カクレカラクリ

2008.7.7. / 株式会社講談社


廃墟マニアの郡司と栗城は、同じ大学の真知花梨の故郷・鈴鳴村を訪れる。
この村にはかつて絡繰り師の神様と言われた磯貝機九朗が残した絡繰りが隠されているという。
機九朗は120年後に動き出すように作られた絡繰りを村のどこかに隠したという。
郡司たちは、その絡繰りを探し始めるのだったが…



若者ってどうしてあんなにもパワーに溢れているのでしょうね。
花梨の実家も凄かったんですよね。お嬢様って凄いですよ。
彼らのひと夏の冒険は、120年の時を超えて伝えられたものを探しに行くと言う感じでワクワク感がありました。
郡司の着眼点が面白かったです。
郡司みたいな思考が出来る人、カッコイイと思います。好きだなぁ。
花梨の妹の玲奈と友達の太一とのやり取りも、微笑ましかったです。
磯貝先生のキャラも好きだなぁ。
最後の結末には、ちょっとビックリさせられました。
そんなこともあるんだよね。
青春時代のひと夏の思い出…という感じの一冊でした。



世の中、誰もがなにかのマニアなのだ。





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2017.12.19(Tue) | 【森博嗣】:シリーズ外の小説 | cm(0) | tb(0) |

七番目の花嫁 / 赤川次郎



七番目の花嫁

平成4年5月25日 / 株式会社角川書店



大金持ちの中年紳士・前川の婚約者の佐千子が殺されかけた。
歳の差カップルの結婚を反対する人たちがいるのだ。
佐千子たちを守るため、亜由美たちはウェディングドレスの発表会場に潜入する。
ところが、そこで殺人事件が発生して…

シリーズ第5弾。



久し振りに花嫁シリーズを読みました。
相変わらずの亜由美の強さには、圧倒されます。
私が彼女の立場だったとしても、あんな風には行動出来ません。
彼女のような強さを少しでも持てていたら、私の人生も変わっていたのかな、と思います。
さて、今回は歳の差カップルの結婚話です。
反対するのは、佐千子を溺愛する父と、前川の前妻たち(!?)による「前妻連盟」です。
前妻が連名を組んでいるんだから、前川氏…侮れません。
ウェディングドレスのパーティー会場で殺人事件が起るのはなんとも縁起が悪くてやるせないのですが、亜由美たちの活躍っぷりをお楽しみください。
また、同時に収録されている『帰らざる花嫁』の方は、学生結婚が取り上げられています。
こちらは、悲しいというか胸に詰まるものがありました。
花嫁シリーズはどうしても、花嫁たちが事件に巻き込まれてしまうのでやるせなさが倍増するのですが、そこは亜由美とドン・ファンの名コンビの明るさで吹き飛ばしてくれるのが救いです。
また、折を見てシリーズの続刊を読んで行きたいです。



2017.12.19(Tue) | 【赤川次郎】:花嫁 | cm(0) | tb(0) |

時をかける眼鏡  華燭の典と妖精の涙 / 椹野道流



時をかける眼鏡 華燭の典と妖精の涙

2017.4.25. / 株式会社集英社


かつての宗主国アングレが、ジョアンとヴィクトリアの結婚に異を唱えた。
ロデリックはアングレ王から許可を貰えるように策を練る。
キャスリーンの奮闘もむなしく、窮地に立たされた彼らは「妖精の涙」を差し出すように求められる。

シリーズ第5弾。



今回はキャスリーンが本当に頑張ったなって感じです。
ヴィクトリアのことを大好きになってくれたのが、読んでいてとても嬉しかったです。
弱冠12歳にして次期国王という重圧と戦っているキャスリーンを、ロデリックとフランシスの伯父たちが温かく見守りながら応援している感じも微笑ましかったです。
このほっこり感が堪らないんですよね。
遊馬は遊馬で、事あるごとに自分の元居た世界と今居る世界の違いについて考えます。
そんな遊馬の思考を通して、私も自分が今生きている世界について改めて考えることが出来ます。
今は幸せなんですよね。でも、自分が知らない現実もあるんですよね。
難しいな。
また、今回はロデリックの活躍も見れて嬉しかったです。
王様、やっぱりカッコイイですよ。
「妖精の涙」の正体もお楽しみに。
さぁ、また新刊が出るのを楽しみに待つことにしましょう。



2017.12.08(Fri) | 【は行】:椹野 道流 | cm(0) | tb(0) |

神様の御用人7 / 浅葉なつ



神様の御用人7

2017.8.25. / 株式会社KADOKAWA



今回の御用の依頼主は月読命。
朝を迎える度に記憶を失くしてしまう彼は、いつも助けてくれる弟・須佐之男命への贈り物を探して欲しいとのことだった。
しかし、御用を聞こうと動く良彦の前に、今までとはちょっと違う壁が立ちふさがる。
一方、穂乃香も学校である生徒と出会い変わろうとしていた。

シリーズ第7弾。



今回はついにあの荒神・須佐之男命が登場します。
もう、その存在感たるやかくのごとし。
読んでいても、空恐ろしかったです。
良彦はいつものように御用の依頼主である月読命に寄り添おうと奮闘します。
ですが、彼らの前に立ち塞がるのはかつてない大きな壁。
神代の時代の出来事だったのです。
黄金も今回はちょっと違って、良彦が孤軍奮闘な感じが否めません。
須佐之男命が登場すると言ったら、もちろん婿の大国主神も出てきます。
でも、彼もいつもとは違うんですよね。
今回は冒頭部分から違っていて、それはまた不思議な感じでした。
神代の話と、現在の話が交差していきます。
穂乃香もまた卒業を間近に控え、変化の時が訪れたようです。
今回のキーワードは月読命といえば「月」という感じで。
神様も色々な切ない思いをされてきているのですよね。
良彦の頑張りも凄いけれど、それを支えて背中を押してくれる周りの存在も大きいと思います。
作中に登場したあの「月」を私も見てみたいものです。
それぞれが、それぞれの道で進んで来ながらも、助け合い支え合う。本当に素敵な物語でした。
新作が出るのをまた楽しみに待とうと思います。



2017.12.06(Wed) | 【あ行】:浅葉 なつ | cm(0) | tb(0) |