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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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南柯の夢 鬼籍通覧 / 椹野道流



南柯の夢 鬼籍通覧

2017.10.4. / 株式会社講談社



法医学教室に運ばれてきたご遺体はセーラー服姿の女子高生だった。
自殺か他殺か…発見時、彼女の傍らに座っていた親友の少女は何も語ろうとしない。
一方、伊月は蔵の片づけを手伝いに行き、とんでもないものを見つける。

シリーズ第8弾。



久し振りの鬼籍通覧シリーズ…とっても面白かったです。
一気に読んでしまいました。
今回のご遺体は美少女の女子高生。
ご遺体の発見現場もちょっと異常です。
そして、ご遺体と共に座っていた少女が黙秘を貫いているから、自殺か他殺か分からないまま、警察も家族もヤキモキしています。
どんな風に彼女の心をほぐし、真実を証言させるのか…それが、まさかあのような方法になろうとは思いもしませんでした。
また一方で、伊月が発見したものも驚きです。
そこに至るまでは、筧とのあんなやり取りもあったし、二人の過去のことも少し明らかになります。
そちらもそちらで、見つかったものをどう対処していくかも見ものです。
法医学教室に在籍しているということで、日々人の死に直面するミチルが抱えている悩みも、今回の出来事が少し後押ししてくれたのではないでしょうか。
龍村とミチルのやり取りもなんというか、ほっこりというか、サバサバというか、カッコイイって思いました。
森くんの隠された特技にもビックリです。
生きるということは、死に向かっているということ。
そのいつか迎える終焉の時を、どのように迎えるか。
とても難しい問題だなと思いました。
鬼籍通覧シリーズは、特に生死に関して考えさせられますね。
また、最新刊が出るのが楽しみです。



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2018.02.28(Wed) | 【は行】:椹野 道流 | cm(0) | tb(0) |

小説 千本桜 弐 / 原作:黒うさP/WhiteFlame / 著・イラスト:一斗まる



小説 千本桜 弐

2013.10.31. / 株式会社 KADOKAWA



大正100年の帝都桜京。
影憑から帝都を守る神憑特殊桜小隊の學徒兵である初音未來、鏡音鈴、鏡音錬は通報を受けて調査をしていた。
そんな折、帝都に曲馬団がやって来たのだ。
そんな曲馬団のパレードで、彼女たちは道化師と出会う。

シリーズ第2弾。



今回は、鏡音鈴・錬の双子の姉弟にスポットライトが当てられて物語が進んで行きます。
二人が背負っているもの、背負ってきたもの、それを知ることとなりました。
なんというか、もの悲しい気持ちになりました。
だから、二人の絆は特別なのですよね。
未來も大分、帝都に慣れたようです。
海斗は相変わらず鈍感な所もありますが、家族思いなところは本当にカッコイイです。
彼が背負っているものも、いつか知る日が来るのでしょうか。
鳴子の想いも切ないですね。
流歌は一体何者なのでしょう…
曲馬団での出来事を通して、彼らの絆がまた一層深まったように思います。
次は誰にスポットが当てられるのか楽しみです。



2018.02.23(Fri) | 【か行】:原作:黒うさP/WhiteFlame / 著・イラスト:一斗まる | cm(0) | tb(0) |

美少年椅子 / 西尾維新



美少年椅子

2017.10.18. / 株式会社 講談社



新生徒会長となった瞳島眉美。
ところが新生徒会が美少年探偵団撲滅を目標に掲げたのだ。
探偵団を守る為に眉美は独りで動き始める。

シリーズ第7弾。



生徒会長選挙で突如出現した沃野禁止郎の行方も掴めぬまま、眉美の新生徒会長としての日々が始まります。
ここで、副生徒会長となった長縄和菜の思いもよらない行動に翻弄される眉美。
眉美の語り口調も絶好調。
そんでもって、ライバル校の髪飾中学校生徒会長・札槻嘘も再登場。
美少年探偵団もまさかの新生徒会からの攻撃にアップアップで、いやぁ…眉美頑張ったなぁ。
もちろん、他の美少年探偵団の面々も。
今回は、満くんと創作くんが特にかっこよかったですよ。学くんはいつも通りの団長っぷりが凄いなぁと。
髪飾中学校も凄いことになっていて、ビックリしました。
沃野禁止郎の存在も気になる所。
まずは、新生徒会長かつ美少年探偵団団員としての任務お疲れ様でした。
なんやかんや言いながら、眉美って凄い度胸があるなって思います。
今後の展開も楽しみです。



学校の勉強なんて社会に出てからいったい何の役に立つって言うんだい?


『知らずにいる権利』は、あるだろう。『無知でいる権利』も、きっとある。だけど、『考えずにいる権利』なんてものはない――まゆ。お前には、考え続ける義務がある





2018.02.21(Wed) | 【な行】:西尾 維新 | cm(0) | tb(0) |

か「」く「」し「ご「」と「 / 住野よる



か「」く「」し「」ご「」と「

2017.3.20. / 株式会社新潮社



人には言えない自分だけの不思議な力。
大それた力ではないけれど、この力によって最近君のことが気になるんだ…

5人の高校生がそれぞれに持っている「かくしごと」が絡み合いながら展開されていくもどかしくて切ない青春物語。



章ごとの題名が変わっているなと思いながら読み進めて行くと、なるほどと納得してしまうんだよね。
京、ミッキー、パラ、ヅカ、エル。
個性が光る彼らたちの青春物語は、もう読んでいてもどかしい。
特に、京。
ああ、でも彼だからこそなんだよね。
それぞれがそれぞれだからこその「かくしごと」なんだよね。
こんな力があったら、私も振り回されちゃうだろうなって思うよ。
高校2年生から描かれていくこの物語。
引き込まれてあっという間に読んでしまいました。
章ごとに主人公が入れ替わるのも面白いですよ。
青春って良いなぁ。キラキラだ。



人生なんてさ、やりたいことだけやっててもきっと時間足りないんだ、やりたくないことやってる時間なんてないさ





2018.02.15(Thu) | 【さ行】:住野 よる | cm(0) | tb(0) |

オーダーは探偵に セピア色の謎解きはビスケットと忘れじの記憶 / 近江泉美



オーダーは探偵に セピア色の謎解きはビスケットと忘れじの記憶

2017.5.25. / 株式会社KADOKAWA



悠貴が追い続けてきた事件。
遂に、その全貌が明かされる。
その捜査の途中で、悠貴だけでなく美久にも危険が迫る。
果たしてその結末は…

シリーズ第9弾。



遂に、悠貴が追い続けてきた犯人の手がかりを掴みました。
聖もまた、犯人を追い続けています。
美久は美久で、エメラルドの探偵としてある依頼をこなしています。
三人が三者三様に動く中、それぞれが追っている事件が絡み合って行き、終息に向かう姿は読んでいてハラハラドキドキしました。
悠貴もかつてないピンチに陥りますが、それは美久も同様です。
そして、更に悠貴が抱えているものの大きさを美久は知ることとなります。
犯人は、私にとって予想外の人物でした。
伏線はこうも張られ続けていたのか、と。
前作でかなり伏線が回収されたと思っていたら、まだまだありました。
凄いなと思いました。
これにて、悠貴の過去の事件が解決してほっとしたのも束の間。
ラストにまた、新たな展開が待ち構えていました。
シリーズ最新作を楽しみに待とうと思います。



2018.02.06(Tue) | 【あ行】:近江 泉美 | cm(0) | tb(0) |

シャーウッド<下> / 駒崎優



シャーウッド (下)

2016.11.10. / 株式会社新書館



リチャード王帰還の知らせを受けて、ジョン王子とリチャード王の軍勢がノッティンガムに集結する。
益々困窮する民衆は、ロビン・フッドへ助けを求める。
シャーウッドの森に住むトマスたちはそれぞれが抱えてきたものを胸に、この危機に際してどのように動くのか。



情勢が一気に悪化し、人々は益々困窮していきます。
五月祭りでマッチが見つけた騎士、サー・ガイ・オブ・ギズボンがシャウッドの森にやってきたのもビックリです。
そこでの出来事は、なんというか予想外過ぎて、これまたビックリでした。
そして遂に、1194年4月3日にリチャード王がイングランドの地に帰還。
シャーウッドの森に住む彼らも立ち上がります。
それぞれの抱えたものを胸に、それぞれの未来へ向かって。
佐々木久美子さんのイラストレーションも素敵で、物語に彩が加えられて本当に楽しかったです。
彼らが生き生きと描かれていて、彼らと共にノッティンガムに居るようでした。
シャーウッドの森に住む彼らの物語は、これにて完結です。
とても素敵な物語に会えて、幸せでした。



2018.02.03(Sat) | 【か行】:駒崎 優 | cm(0) | tb(0) |

シャーウッド<上> / 駒崎優



シャーウッド (上)

2016.11.10. / 株式会社新書館



12世紀のイングランド。
悪政がはびこり戦禍が広がる中、困窮した人々はシャーウッドの森に住む男――ロビン・フッドに希望の光を見出していた。
これは、ロビン・フッドのもうひとつの物語。



ロビン・フッド。
有名な彼の名前は知っていても、何を為したかは知りませんでした。
そして、その時代背景も。
この物語は、シャーウッドの森に住む無法者たちの物語です。
トマスという少年が、シャーウッドの森に迷い込むところから物語が始まります。
そして、彼らと出会うのです。
リトル・ジョン、ニコラス、レイフ、ウィル、アラン、マッチ…
沢山の登場人物たちがとても生き生きと描写されています。
また、彼らを通して当時のイングランドの情勢を知ることが出来ます。
ロビン・フッドは、そんな荒んだ時代で苦しむ民衆たちの希望の光だったのですよね。
章ごとに主人公となる登場人物が変わるのも魅力的でした。
人のあたたかさというものを感じてジーンとくる場面もあれば、無法者だからこその追われる立場にハラハラさせられる場面もありました。
彼らがどうなっていくのか、イングランドの情勢がどう変わって行くかは、下巻を読んでのお楽しみです。



2018.02.03(Sat) | 【か行】:駒崎 優 | cm(0) | tb(0) |