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Author:蓮
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カンナ 京都の霊前 / 高田崇史



カンナ 京都の霊前

2012.7.4. / 株式会社講談社



甲斐と貴湖は社伝を追って京都へ向かった。
日本の歴史を変えようとする組織と守ろうとする組織。
それぞれの忍者軍団が遂に激突する。
戦いの最中、甲斐にも変化が…
聖徳太子と天皇にまつわる謎も紐解かれる。

シリーズ第9弾にして最終巻。



遂に、カンナシリーズ完結です。
最後の戦いは凄かった。
忍者たちの戦い。
歴史を守ろうとするもの、変えようとするものたちの強い思い。
連綿と受け継がれてきた血と思想。
勝者が自分たちに都合の良いように伝えてきた歴史の意味とは。
偽書として伝えられてきたものの中に真実は隠されているのか。
歴史書を紐解いていく中で、疑問に感じたことを独自の視点で書き記していく著者の考え方は凄いなと思います。
そんな考え方もあるのですね。
最終巻は、天皇と聖徳太子にまつわる話でした。
私たちが知らないだけで、今もどこかで忍者の末裔たちが甲斐たちみたいに研鑽を積んでいるのかもしれません。
甲斐の隠された力が覚醒するところも凄かったです。
甲斐を取り巻く人間関係が今後どうなっていくかも気になります。
最終巻なのに、最後にあの人たちが出て来るから、そちらのシリーズも読みたいですね。
そしたら、どうしてそうなったのか、また別の視点で見れるかもしれません。
学生時代には、歴史の授業を学んだらそれが正しいと思っていました。
でも、この著者さんの作品に出会って、違う考え方もあるのだと気付かされました。
まだ自分でここまで深く考えることは出来ませんが、これからもこの著者さんの作品を通して、自分の学んでない、知らない歴史の側面を知ることが出来たら良いなと思います。
立場が違えば、同じ事柄でも違って見えるものですものね。
歴史もそうなんですよね。
まずは、カンナシリーズお疲れ様でした。楽しませていただきました。ありがとうございました。
またいつか、どこかで、甲斐たちの今後を知ることが出来たら、嬉しいです。



何年経とうが、歴史は生きて流れておる。決して化石となって横たわっているわけではない。脈々と、まだ鼓動を続けておるんじゃわい


重要な真実は、いつも歴史の裏に隠されているのよ。私たちが何の苦労もなく眺められる歴史なんて、大抵が粉飾されている。


ただ一つの価値観ではなく、他にもさまざまな価値観がある。それを持つことは、決して間違いではないということが分かれば、それはそれで面白い





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2018.06.09(Sat) | 【た行】:高田 崇史 | cm(0) | tb(0) |