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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 / 近江泉美



オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 (メディアワークス文庫)

2018.5.25. / 株式会社KADOKAWA



喫茶店「エメラルド」に舞い戻ってきたダニエル。
悠貴は彼からの挑戦状を受け取り、美久と共に軽井沢へと向かう。
軽井沢では、タブローヴィヴァン祭が行われていた。
その中で繰り広げられる推理勝負の結末は…

シリーズ第10弾。



今回、またあのダニエルが帰って来ました。
悠貴への挑戦状、エメラルドを離れての推理勝負がどうなることかとハラハラしながら読み進めて行きました。
また、タブローヴィヴァン祭の描写を読んでいたら、実際に観てみたくなりました。
一方で、悠貴と美久の間にも変化があったように感じたのですが、最後の最後にとんでもない展開が待っていました。
どうしてそうなってしまったのでしょう。
そして、推理勝負の結果も唸る内容でした。
そのような謎が隠されていたのかと、ビックリしました。
あの最後の展開からして、一体全体これから先どうなって行くのでしょうか。
最新刊が待ち遠しいです。



一人で風景を眺めて何が楽しい。誰と一緒にいるかの問題だろ





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2018.09.20(Thu) | 【あ行】:近江 泉美 | cm(0) | tb(0) |

天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? / 森博嗣



天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)

2018.6.20. / 株式会社 講談社



エア・アフリカンの旅客機が、乗員乗客200名を乗せて行方不明になった。
一方、日本のウォーカロン・メーカのイシカワでテロが起こり、ハギリはウグイたちと共に九州へと向かう。

シリーズ第9弾。



今回も「命」「人間」「生きること」などについて考えさせられた一冊でした。
ウォーカロン・メーカでのテロ事件。
旅客機の行方不明事件。
一見、関係のないように思えるこのふたつの事件は、複雑に絡み合っています。
今回は、キガタの活躍が凄かったですよ。
もちろん、ウグイも出てきます。
ハギリとウグイのやり取りは、やっぱり絶妙ですね。
そして、トランスファたちの存在。
人工知能と、人間の思考の境界。ウォーカロンと人間の境界。
過去の事件との関係。
色んな線が複雑に絡み合っていて、また過去の不明だった点がここで明らかにされたりして、興味深かったです。
私にとっては、やっぱり内容は難しいのですが、命ということ、生きるということについて自分自身に省みる良い機会でした。
ハギリたちは今度どのような展開を迎えるのか。また次巻を楽しみにしています。




2018.09.18(Tue) | 【森博嗣】:Wシリーズ | cm(0) | tb(0) |

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7 / 理不尽な孫の手



無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7 (MFブックス)

2015.8.31. / 株式会社KADOKAWA



エリスがいなくなって落ち込んだルーデウスだが、母のゼニスを探すためにバシェラント公国第二都市ローゼンバーグへと向かう。
そこで道中で知り合ったパーティーと行動することとなる。
なんとかエリスへの想いを断ち切ろうと奮闘するルーデウス。
そして、ある問題が彼に生じるのだった。

シリーズ第7弾。



ルーデウス、勘違いも甚だしいぞー!
と言いたいけれど、エリスの残した言葉も言葉足らずだよね。
本当に、男女の仲、人間関係って難しい。
自分の想いをキチンと伝えるって難しい。
それでも、なんとかゼニスを探そうとするあたり、ルーデウスは偉いなと思う。
で、今回出会ったパーティーの面々。
こんなパーティーもあるんだな、って思ったよ。
そして、ルーデウスに生じた問題。
これは・・・めっちゃ辛い。
本当に辛いぞ。
なんとか、この問題が解決すると良いなと思いつつ、次巻以降の展開に期待。




2018.09.17(Mon) | 【ら行】:理不尽な孫の手 | cm(0) | tb(0) |

掟上今日子の備忘録 / 西尾維新



掟上今日子の備忘録(単行本版) 忘却探偵

2014.10.14. / 株式会社講談社



僕、隠館厄介の勤務場所で盗難事件が発生した。
疑われた僕は、探偵の掟上今日子さんを呼ぶ。
この今日子さんは、一日で記憶がリセットされる「忘却」探偵なのだ。

シリーズ第1弾。



ずっと気になっていた忘却探偵・掟上今日子のシリーズをようやく読み始めることが出来ました。
一日で記憶がリセットされてしまうからこその、最速での事件解決を目指す探偵。
一日で!?
一体どうやって!?
・・・と驚きながら読み始めましたが、その手際やお見事。
そして、隠館くんの不運さもお見事。
良いコンビじゃないですか。いや、今後どうなっていくのかは分かりませんが。
そして、今日子さん自身の謎も気になります。
里井先生と、紺藤さんの後日談ももっと知りたいなと思いつつ、魅力的な登場人物に会えるというのは本当に楽しいなと思いました。
須永昼兵衛先生の作品も凄かったですね。お見事。
楽しく読ませて頂きました。また、近い内に次作を読みたいものです。




2018.09.13(Thu) | 【な行】:西尾 維新 | cm(0) | tb(0) |

青くて痛くて脆い / 住野よる



青くて痛くて脆い

2018.3.2. / 株式会社KADOKAWA



僕の名前は田端楓。
大学生活が始まって出会った秋好寿乃との日々は、その後の僕を築く礎となった。
秋好と作った秘密結社「モアイ」。
それが形を変えていくことで、僕たちの関係も変わって行ったのだ。



本当に、題名通りだな、という物語でした。
もう読んでいて、痛くて痛くて。
田端くんが、変わってしまった「モアイ」に対してあるアプローチをしようとしたのが大学4年生の時。
途中までは、そのアプローチも半分は応援出来たのですが、途中から痛くて痛くて。
もう読んでいてしんどかったです。
青春時代だけでなく、これはずっと言える事なのでしょうね。
人と人が関わり合うこと。
自分の想い、相手の想い。
分かっているようで分かっていない。
結局は、皆自分本位なのだと。
最後の方は読むのが止まりませんでしたが、その分、痛さが増して行って本当に本当に痛かったです。
学生時代の出会いから学ぶこと、ありますよね。
学生時代は、そこが全てだと思っていたけれど、そうじゃないんですよね。
それは社会に出てからも一緒で。
自分が現在属している組織でのことが全てのように感じてしまうけれど、そうじゃないんですよね。
人との関係は本当に難しいなと思います。
私も、人と上手く付き合えないので、どちらかと言うと田端くんに近いかもしれません。
まるで自分を見ているようで、本当に痛かったです。
ただ、田端くんのような行動までは出来ないかな。
その点では、彼の行動力は凄いなと思いました。
何にせよ、何かしら行動をする時には、自分のことだけでなく相手のことも考えないと、傷付けてしまうことになるんですよね。
私も自分の行動を振り返ると多々ある事なので、今後、気を付けていきたいです。
始終、心にグサグサと突き刺さってくる一冊でした。



人見知りって能力なんだってよ


人と人の距離なんて一対一で決めるもんやと思うんすよ(中略)定型文にあてはめられても意味ないっつうか


それが田端さんが私に対して摑んでる、距離感なんやと思って、それって世の中で思われてるよりもずっと尊重されるべきことやと思うんですよ


距離感は、仲の良さとかそういうのともまた違う人の価値観、主義? そういうものやと思って





2018.09.09(Sun) | 【さ行】:住野 よる | cm(0) | tb(0) |

世界の終わりと始まりの不完全な処遇 / 織守きょうや



世界の終わりと始まりの不完全な処遇

2018.6.5. / 株式会社 幻冬舎



花村遠野は、どこの誰かも分からない初恋の相手のことを9年間想い続けている。
そんな遠野の通う大学の近くで猟奇殺人が起こった。
犯人は吸血鬼!?
殺人事件と恋模様が不思議な縁で交錯していく。



9年前に一度だけ出会った相手を思い続けるその一途さに、まずは驚かされました。
そして、遠野の周りには、それを受け入れて応援してくれる素敵な仲間がいました。
物語は、ある街で起こった猟奇的な殺人事件から始まります。
犯人は、吸血種と考えられたようです。
まさかこの事件と遠野の恋がここまで交錯して物語が進んで行くとは思いもよりませんでした。
遠野の周りのオカルト研究部の仲間、辻宮朔、久住綾女、百瀬千夏も個性的で素敵でした。
遠野の初恋を応援したいけれど、中々難しい展開だなと読み進めるのも楽しかったし、猟奇殺人事件の方は怖かったけれど最後の展開にはなるほどと思わせられるところもありました。
願わくば、彼らの今後がどうなって行くのか、読んでみたいです。
恋愛とホラーとが絶妙なバランスで交錯されていてとても楽しかったです。
恋の力って凄いですね。



好きな子のために頑張ることの何がダメなの


好きな人がいて、好きだと伝えることができる、この状況がすでに奇跡的なのだ





2018.09.06(Thu) | 【あ行】:織守 きょうや | cm(0) | tb(0) |