FC2ブログ
最近読んだ本
本を読む人

蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

月別読破数
リンク
RSSフィード
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
本・雑誌
682位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
387位
アクセスランキングを見る>>


コメント
トラックバック
ブロとも申請フォーム

マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ / 喜多喜久



マダラ: 死を呼ぶ悪魔のアプリ (集英社文庫)

2018.9.25. / 株式会社 集英社



大学生三人が互いに殺し合うという事件が起きた。
彼らは「マダラ」というアプリをインストールしていたらしい。
警視庁捜査一課の刑事・安達は、他の刑事とは違う視点で捜査を続ける。
やがて、死を呼ぶアプリが爆発的に猛威を振るう。
人はこれに対抗出来るのか。



【Phase0 インストール】から始まる、この物語。
始めは、大学生たちが「マダラ」というアプリを起動したところから始まる。
それは、今の時代なら起こりうること。
スマートフォンやタブレットが普及し、数えきれないほどのアプリが存在している。
どんなきっかけで、どんなアプリに出会うかなんて誰も分からない。
もし、それが「死を呼ぶ悪魔のアプリ」だったら?
考えただけでも怖い。
現実に起こりうる可能性が視えるところが、更に怖さを加速させていく。
そして、伝番していく悪魔のアプリ。
一体、誰が、どういう意図で、これを作成したのか。
分からないから、怖い。
怖いから、続きが気になる。
そして、どんどん読み進めて行くと・・・本当に、怖かった。
最後に訪れるのは、一種の救いかどうか。
この物語は、今現在から分かれる、数多の未来の内のひとつなのかもしれないと思った。
まさに、スリルあるノンストップサスペンスの一冊だった。



スポンサーサイト



2018.11.27(Tue) | 【か行】:喜多 喜久 | cm(0) | tb(0) |

さようなら竜生、こんにちは人生2 / 永島ひろあき



さようなら竜生、こんにちは人生2 (アルファポリス)

2015.6.26. / 株式会社アルファポリス



エンテの森でドラン、セリナ、クリスティーナと森の民たちは、ゲオルグ率いる魔界の軍勢と決戦を迎える。
その死闘の結果やいかに!?

シリーズ第2弾。



前巻の闘いの続きになります。
三日後に再戦を宣言した魔界の軍勢。
ウッドエルフのデオ族長のところで、狼人のヴライク、アラクネのアルジェンヌという他種族の戦士たちだけでなく、魔法学院学院長のオリヴィエとも出会ったドランたち。
色々な種族が会する場面を想像すると、凄いなぁ、と思うのです。
そして、強大な敵を前に種族の垣根を越えて結束する彼らの姿はとても雄々しかったです。
そして迎える決戦。
戦いの場面は相変わらず手に汗握ります。
前回の闘いとはまた違う死闘が繰り広げられていきました。
みんな頑張ったけれど、なんというか、ドランの規格外な強さがより明らかになって、本当にただただひたすらに強いな、と圧巻でした。
人間に転生して弱くなったというけれど、真の力を垣間見せたドランの強さが圧倒的過ぎて、転生前はどれほど強かったのかと思いました。
またこの戦いを経て、クリスティーナのことも少し分かって来たし、ディアドラの変化も興味深かったです。
そして、次なる展開もどうなっていくのか、興味があります。
ドランの第二の「人生」は、まだまだ多くの事柄で彩られそうです。
彼がどのような「人生」を送って行くのか、これからも楽しく読まさせていただこうと思います。




2018.11.21(Wed) | 【な行】:永島 ひろあき | cm(0) | tb(0) |

前世の記憶のせいで、なかなか結婚できません / 雨宮茉莉



前世の記憶のせいで、なかなか結婚できません【SS付】【イラスト付】 (フェアリーキス)

2016.7.5. / 株式会社Jパブリッシング



伯爵令嬢のクリスティアナは幼い頃に、前世の記憶を取り戻してしまった。
その為、淑女としての振る舞いが難しくてなかなか結婚出来ずにいた。
そんな彼女は行儀見習いのために出された伯父の家で、10歳上の従兄のルーファスと出会う。



まさか、最初っから転生しているとは思わなかったです。
そんなこともあるのね。
幼い頃に前世の記憶を取り戻したせいで、淑女として振る舞うのが難しくなったクリスティアナ。
そのお転婆具合に両親たちは苦労するのだけれど、そこが彼女の魅力でもあるんですよ。
それで、行儀見習いに出された伯父の家で始まった新しい生活。
もう、これが面白くって、面白くって。
従兄のルーファスの変わって行く様も面白いけれど、周りの人たちの反応も面白い。
そして、それを分かっていないクリスティアナも面白い。
魔術庁長官であるルーファスのもとで働くことになった時にはどうなることかと思ったけれど、クリスティアナの前向きさが本当に良くてね。
彼女自身も少しずつ変化していくのを見るのも楽しかったです。
もちろん、その間に繰り広げられるやり取りには、ハラハラドキドキで。
最後の最後も、本当にドキドキで。
読み返しても面白いし、むしろ読み返した方が面白い。
あの時、こうだったのか、と。
最初は読めなかったそれぞれの人物の裏の思考を知ることが出来るのが面白い。
本当に楽しい一冊でした。ああ、願わくば続きが読みたい。




2018.11.20(Tue) | 【あ行】:雨宮 茉莉 | cm(0) | tb(0) |

古事記異聞 鬼棲む国、出雲 / 高田崇史



古事記異聞 鬼棲む国、出雲 (講談社ノベルス)

2018.6.6. / 株式会社講談社



日枝山王大学の民俗学研究室の橘樹雅は、研究テーマの出雲について担当教官の御子神伶二から「殆ど理解できていない」と言われ単身出雲へ向う。
一方、出雲の黄泉比良坂では巫女が髪を切られ、左眼を簪で貫かれた遺体となって見つかった。
出雲国四大神とは何なのか、出雲の知られざる歴史が紐解かれる。

新シリーズ第1弾。



新シリーズを読み始めました。
今回動き回るのはこの春から大学院生になる橘樹雅です。そして彼女の所属する研究室の御子神伶二と波木祥子も一癖も二癖も有りそうです。
彼女が御子神の言葉により、出雲に向かうと決めたその時と並行して事件が起こります。
出雲の黄泉比良坂での不可解な事件と、彼女の研究がどう繋がっていくのかと思っていたら、そう繋がったのか、と。
これも縁なのでしょうね。
初めて聞く「出雲国四大神」。出雲と言えば、出雲大社をすぐに思い浮かべるのですが、いやはや奥が深い。
本当に歴史は知られていないこと、忘れられていることが多いのですね。
著者さんの他のシリーズで出雲が出てきていましたが、さらにさらに掘り下げられていて、頭がこんがらがりそうです。
謎がいっぱい。
でも、本書を通してその謎が少しずつ一面を見せてくれるところが面白い。
もちろん、事件の方の進展も気になる所。
読了後は、何とも言えない不思議な気持ちになりました。
出雲には行ったことがあるので、その空気感を思い出したからでしょうか。
さて、まだまだ雅の旅は続きます。
次巻、どのような展開になるのか楽しみです。




2018.11.13(Tue) | 【た行】:高田 崇史 | cm(0) | tb(0) |

王さまに憑かれてしまいました3 / 風見くのえ



王さまに憑かれてしまいました〈3〉 (レジーナブックス)

2016.9.1. / 株式会社アルファポリス



王宮でメイドとして働くコーネリア。
今度は、前トーレス伯爵夫人の養女候補として王家主催の舞踏会に行くこととなる。
その舞踏会当日、大きな事件が起こり…

シリーズ第3弾。いよいよ完結。



さぁ、いよいよ最終巻。
始まりは64歳の前トーレス夫人開催の女子会。
この女子会で、これまたコーネリアは大きな決断をします。
本当にね、凄いことだよね。ちょっと抜けてるところがあるけれどね。
そして、その決断はコーネリアを想うホルテン侯爵の更なる悲劇を呼び込むんですよ。
ホルテン侯爵、あんなに良い人なのにその想いを気付いてもらえなかったり、中々報われないところが可哀想。
もちろん、ホルテン侯爵の幸せも願っているのですが、ここはやっぱりコーネリアが幸せになるのが一番ですよね。
イケメン達も色々思うところがあるのでしょうが、最終巻に来て益々スピードアップ。
コーネリア節も爆発ですよ。
本当にね、彼女は強い。
そして、ルードビッヒ陛下の優しさもまた明らかになります。
そうだったのね、と。
そんでもって、アレクも爆走ですよ。その想いの強いことったら。
泣けるし、笑えるし、にやけられるし、盛り沢山ですよ。
楽しい楽しい一冊でした。
もっともっと読みたいなとも思います。いやぁ、良い本に出会えました。




2018.11.08(Thu) | 【か行】:風見 くのえ | cm(0) | tb(0) |

王さまに憑かれてしまいました2 / 風見くのえ



王さまに憑かれてしまいました2 (レジーナブックス)

2016.7.5. / 株式会社アルファポリス



故国王ルードビッヒに憑りつかれたコーネリアは、領主のホルテンに付き従って王宮にやって来た。
相変わらずのコーネリアは、王宮でも色んな事に巻き込まれる。

シリーズ第2弾。



今回もコーネリアの魅力大爆発。
彼女に惹かれる男性がまたまた増加。
そんでもって、ホルテンに想いを寄せるあの人も登場して、また複雑な関係が始まる!?
ホルテンはホルテンで、自分とコーネリアの将来の為に色々と画策するし、
第二王子のオスカーまで登場して、イケメン密度は上がる一方。
そして、アレクはアレクで色々と動き始めるし、イザークは大胆な行動に出るしで、もうね、コーネリアはモッテモテですよ。
でも、彼女自身がそこに気付いていないから、やっぱり今回も男性陣が不憫ですね。
新しく登場した、近衛第二騎士団副団長シモン・ヴェラ・クロル、王都警備隊隊長バルドゥル・ディモ・トーレス、前トーレス伯爵夫人のマリア・バルバラ・ウタ・トーレス、真っ白なレインズのヴェラ、アレックス、オスカー第二王子、みんなみんな魅力的なのです。
もちろん、アレクサンデル・フォン・クレイヴ・ローディア王太子もね。
読んでいて、本当に楽しいったらありゃしない。
王宮でもコーネリアの変わらない姿に癒されつつ、どうしてそこまでおおらかでいられるのかと不思議でもあります。
本当に純粋なんだよね。
相変わらずのルードビッヒ陛下とのやり取りも面白いです。
そして、今回はハラハラする場面もあったのですが、そこをどう切り抜けたかってのもまた楽しいですよ。
さぁ、いよいよ次は最終巻。どんな結末を迎えるのでしょうか。



2018.11.08(Thu) | 【か行】:風見 くのえ | cm(0) | tb(0) |

王さまに憑かれてしまいました / 風見くのえ



王さまに憑かれてしまいました (レジーナブックス)

2016.5.6. / 株式会社アルファポリス



両親を亡くし、天涯孤独の身であるコーネリア・サンダース、16歳。
ある日、目の前を瀕死の人が早馬で運ばれていくのを目にしその人の為に祈ったら…なんと次の日にその人が幽霊となってやって来たのだ。
しかも、この幽霊はコーネリアの国の王さまだった。
コーネリアの優しさに感動した故国王・ルードビッヒ・フォン・アウグス・ローディア陛下は、彼女の守護霊になると言ってつきまとう。
そんな王さまに憑かれてからというもの、コーネリアの人生は今までになかったような出来事が次々と起こる。

シリーズ第1弾。



もうね、コーネリアの純粋な優しさが凄くてね。
ルードビッヒ陛下のおかげで、彼女は色々な人と出会うんだけれど、その人たちも彼女の人となりを知って彼女に惹かれていくのですよ。
しかもイケメンばかり。
だけれど、コーネリアはそんなこと気付かなくてね。
イザーク・ニトラ(18歳)、フェルテン・ニトラ(13歳)、マルセロ・フェーネ(22歳)、アフラ・ゲイル・ホルテン侯爵(32歳)、コスタス・ローレンツ・ホルテン、ユリヌアス(20歳)、アレックス・グレイ(20歳)。
彼らとコーネリアのやり取りは、笑ったり、時にはぐっと来たり、本当に本当に素敵な物語でした。
もちろん、ルードビッヒとコーネリアの漫才のようなやり取りも最高です。
なんという胸躍る物語に出会えたのだろう、とあまりの楽しさに時間が経つのも忘れて一気に読んでしまいました。
コーネリアの性格ゆえに、彼らの気持ちが中々伝わらないのは可哀想ではあるのですが、それもまた一興。
そして、彼らと出会うことによってコーネリアの人生がどんどん変わって行く様もワクワクが止まりません。
次ではどのような展開になるのか楽しみです。



私がお前と共に出掛けたいから行くのだ。遠慮など必要ないし、場所などお前と一緒であれば、私はどこであってもかまわない


一緒に住もう。俺達は……俺は、お前と家族になりたい


コーネリア、そなたが幸せになれば良い。そなたはアレクサンデルが幸せに笑ってくれればと祈るのだろう? 逆もまた然りだ。そなたに笑っていてほしいとアレクサンデルもきっと思っておる。そなたの幸せこそがアレクサンデルにとっての一番の幸せだ





2018.11.07(Wed) | 【か行】:風見 くのえ | cm(0) | tb(0) |

吸血鬼と伝説の名舞台 / 赤川次郎



吸血鬼と伝説の名舞台 (集英社オレンジ文庫)

2018.7.25. / 株式会社集英社



エリカとクロロックはある劇を観てで脇役を演じた女優に惹かれる。
劇団の大御所の女優も彼女の素質を見抜き、次の劇で大役を与える。
そんな彼女にある影が付きまとう。(『吸血鬼と伝説の名舞台』)

表題作ほか、2編を収録。シリーズ第36弾。



私にとっては懐かしの吸血鬼シリーズ。
思い起こせば、私の赤川次郎さんの著作への旅は、この吸血鬼シリーズから始まりました。
何年経っても、エリカとクロロックたちのやり取りは温かいものがあります。
今作でも、彼らの魅力が発揮されていました。
『吸血鬼と幻の女』では、身に覚えのない殺人の罪を着せられた人と、その家族との出会い。
『吸血鬼選考会』でも、家族に犯罪者が居る人との出会い。
どちらも、クロロックたちの助力の元で解決するのですが、犯罪というものと冤罪というもの、被害者と加害者、そしてそれぞれの家族…誰一人として幸せにはなれないのですよね。最後の一線を越えないように、踏ん張らないとね。
そして、表題作では、大女優とその後継者として選ばれた若手女優の話です。
最後のやり取りでは、鳥肌が立ちっぱなしでした。その道をひたすら追い続けた人から発せられる言葉の重みというのは、また一段と違いますね。
今作も全体を通して楽しく読ませていただきました。また新作が出るのを楽しみに待っていようと思います。



2018.11.04(Sun) | 【赤川次郎】:吸血鬼 | cm(0) | tb(0) |

ガーディアンズ・ガーディアン 2 三書の秘密と失われた一族 / 河上朔



ガーディアンズ・ガーディアン (2) ~三書の秘密と失われた一族~ (ウィングス・ノヴェル)

2017.5.10. / 株式会社新書館



傷ついたザクロを救うため、ヒースは黄昏と接触する。
そこで知った「暁の書」「黄昏の書」「久遠の書」の三書が持つ秘密は、ヒースの心を大きく揺らがせる。

シリーズ第2弾。



ザクロを助けるために、ヒースは大きな決断をします。
そして、彼女がとった行動の結果、彼女の好きな物語「ランバトール」と三書の秘密を知ることとなります。
そんなにたくさんの伏線が引かれていたのか、と。
新たな登場人物たちもですが、ヒエンやランツァたちのように前の巻で登場した人物たちの抱えているものが見えてきます。
これも、伏線があったのですよね。
この書を巡る壮大な物語がどのような結末を迎えるのか、ヒースがヒースラッドと出会ったことはどんな渦を巻き起こすのか、次巻を読むのが楽しみです。



守り給え守り給え。よき生を。守り給え守り給え。よき終わりを。この者の前途が幸いであるように。この者の終わりが幸いであるように。守り給え守り給え。よき生を。





2018.11.03(Sat) | 【か行】:河上 朔 | cm(0) | tb(0) |

空を飛ぶための三つの動機 THANATOS / 汀こるもの



空を飛ぶための三つの動機 THANATOS (講談社ノベルス)

2011.10.5. / 株式会社講談社



「死神(タナトス)」と呼ばれる立花美樹と彼の双子の弟の真樹、そして刑事の三人が紀伊山中で遭難した。
彼らが辿り着いた先には合計14人の大人と子供。
このクローズドサークルで恐ろしい事件が次々と起こる。

シリーズ第6弾。



最初は面白くてどんどん読み進めて行ったのですが、途中からもうなんというか、グロ過ぎて、怖すぎて…
犯人の意図が分からないし、「空を飛んだ」人たちの思考回路も私には分からないし、立花兄弟の病み具合も過去最高に凄いし…
内容は登場人物が多い分、伏線が色々あったりと、難しくて裏を読むのに頭を働かせて楽しかったんですけれど、本当に怖かったので、読了後は何とも言えないゾワっとした感じが残りました。
クローズドサークルで各々の持つ狂気が爆発したという感じでした。
今でも、まだ怖いなぁ。
また今回で立花兄弟のことが益々分からなくなったような気がします。
高槻も思うところがあったのでしょう。
次の第7弾は、今回よりも気合入れて読みたいです。どれくらい怖いのかなぁ…



2018.11.03(Sat) | 【ま行】:汀 こるもの | cm(0) | tb(0) |