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蓮

Author:蓮
ミステリーやらエッセイやら何やかや、その都度気になった本を読んでいます。
最近はファンタジーもちょこちょこと。

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美少年M / 西尾維新



美少年М (講談社タイガ)

2018.10.22. / 株式会社 講談社



瞳島眉美は、胎教委員会主催の映画祭でグランプリを取った私立アーチェリー女学院に単身で乗り込んだ。
沃野禁止郎が訪れた影響が色濃く残る学院で、眉美は一人立ち向かっていく。

シリーズ第9弾。



「美観のマユミ」が、その自分の視力の限界と戦う中での単身突入と相成りました。
今回は、他のメンバーはいつものようなキレはありません。
登場することには登場するのですが、いつもとは違うのです。
だけれど、やはり眉美は彼らの一員なのです。
そういう意味では、彼らの絆を感じられた一冊でした。
いつもと違う美少年探偵団の在り方が、より彼らの存在を際立たせた感じです。
それにしても、私立アーチェリー女学院の変わり様は凄かったです。
そっちにいっちゃうの!?という感じでした。
そして、最後に出てきたあの場面。
一体全体どうしちゃったのでしょう。何があったのでしょう。
次巻が楽しみです。



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2019.01.30(Wed) | 【な行】:西尾 維新 | cm(0) | tb(0) |

プリンセス刑事(プリンセスデカ) / 喜多喜久



プリンセス刑事 (文春文庫)

2018.10.10. / 株式会社 文藝春秋



女王統治下にある日本。
その王位継承権第五位のプリンセス・白桜院日奈子が、刑事になった。
相棒に選ばれた芦原直斗と共に、連続殺人犯の「ヴァンパイア」を追う。



この日本では、女王が統治する治世が二千年以上続いているという。
脈々と受け継がれてきたその尊い血筋の持つ力。
それを目の当たりにしたような物語でした。
三鷹署の若手刑事の芦原直斗が抱えているある弱点。
王位継承権第五位という王女が刑事という危険な職業に就いたが故の周りの苦悩。
それでも、国民を守るため、信念を持って刑事という職に挑む日奈子の強さ。
王女が故の行動にハラハラさせられながらも、多くの刑事と共に凶悪な犯人を逮捕するために頑張る彼女を応援せずにはいられませんでした。
それと同時に芦原刑事の心労を思うと、こちらもまた応援せずにはいられませんでした。
人の心理とは不思議なものですね。
もしも続編があるのなら、また彼女の活躍を見てみたいと思います。
プリンセス刑事の活躍、お見事でした。




2019.01.23(Wed) | 【か行】:喜多 喜久 | cm(0) | tb(0) |

灰と王国 1 北辺の闇 / 風羽洸海



灰と王国1 北辺の闇

2014.4.9. / 株式会社 KADOKAWA



ディアティウス大陸の帝国を脅かす<闇の獣>たちの存在。
元孤児であるナナイスの青年フィニアスは、特命を受け援軍を要請するため恐ろしい荒野へと踏み出す。
その夜、ディアエルファレナという不思議な少女と出会う。

シリーズ第1弾。



これはまた、素敵な物語に出会うことが出来たという喜びでいっぱいです。
最初は、どのような物語かと思いながら読み進めて行きました。
粉屋のオアンドゥス一家を襲う正体不明の<闇の獣>の存在。
彼らから逃れようと辿り着いた場所で一家を襲う、次なる脅威。
そして、青年フィニアスのとった行動。
孤児である自分を家族として受け入れてくれた家族への想い。
絶望の淵に立ちながらも、倒れない彼の心。
そして、ディアエルファレナとの出会い。
彼女との出会いから、彼の行動がまた変わったように思います。
こんなに懸命に生きているフィニアスを次々と襲う苦境に、心がキシキシとなりました。
そして、彼に起こった転機にビックリ。
もちろん、彼だけではなく、彼を取り巻く人々の想いや行動にも心打たれます。
<闇の獣>たちとの戦いは今後どうなって行くのか、そしてもうひとつの戦いもどうなって行くのか、次巻も楽しみです。



2019.01.21(Mon) | 【か行】:風羽 洸海 | cm(0) | tb(0) |

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。 / 沖田円



僕は何度でも、きみに初めての恋をする。 (スターツ出版文庫)

2015.12.28. / スターツ出版株式会社



家庭の問題を抱えている女子高生のセイは、ある日寄り道をした公園で不思議な雰囲気の少年・ハナと出会う。
そんなハナは、記憶が1日しか持たないというのだ。
共に過ごす時間の中で、それぞれの悩みを分け合う二人。
だが、現実はその厳しさを増していき…



自分が綺麗だと思った瞬間を写真で切り取り続けるハナ。
最初分からなかった彼の言葉の意味も、彼の症状のことを知ると、その言葉の重みが格段に違いました。
セイの抱えている悩みもとても辛いもので、それは彼女だけの力では乗り越えられるものではありませんでした。
ハナと出会い、束の間の幸せを感じるセイ。
でも、現実は厳しく彼女たちに襲い掛かってきます。
写真を通じて、ハナとの時間を通じて、セイの中に訪れた変化。
ハナの行動を通して、自分を顧みて、動き出したセイ。
そして、そんなセイを動かしたハナ自身の持つ悩みを、今度はセイが寄り添おうとします。
このふたりの関係が、とてもあたたかくて、だけどとても切なくて、涙が出てきました。
若いからこそ出来ることと出来ないことがあります。
お互いがお互いにとってとても大切な存在となっていく過程、だからこそ余計に辛くなる時間の経過。
それでも、前に進んで行こうとする二人の姿はとても力強く、応援したくなります。
読了後には、何とも言えない悲しさと、それでも微かに光る希望とが残りました。
私も自分の大切な人との時間を大切に、自分の中に残して、前に進む力にしていきたいです。



2019.01.15(Tue) | 【あ行】:沖田 円 | cm(0) | tb(0) |

ガーディアンズ・ガーディアン 3 終わりを綴る者と想い繫ぐ者たち / 河上朔



ガーディアンズ・ガーディアン(3)終わりを綴る者と想い繋ぐ者たち (ウィングス・ノヴェル)

2017.12.10. / 株式会社新書館



久遠の書の修復がなされ、ここに三書が揃った。
トールバラン一族の末裔のサールヴァールの企みを、ヒースたちは阻止することが出来るのか。

シリーズ第3弾にして、最終巻。



遂に、最終巻を読み終えることが出来ました。
ヒースたちの書への熱い想い、凄かったです。
三書の主人たちと、それを取り巻く環境の違いはあれども、ヒースを軸にそれぞれがひとつの目的に向かって進んで行く様は、胸を熱くさせました。
サールヴァールの狡猾さも恐ろしかったです。
そして、ヒエンの心の内が分からぬまま、それでも彼の行動がそれを表しているようで、彼の未来に光を望まずにはいられませんでした。
暁の書のイルシオーネとランツァ。
黄昏の書のシドとジダイ。
そして、久遠の書のエリカとザクロ。
それぞれが今まで築いてきた関係や、相手に対する想いはそれぞれでしたが、やはり一番ギュッとくるのはエリカとザクロでした。
サールヴァールの企みが実行される時、三書の主人たちも奮闘します。
その結果がどうなるのかは、読んでのお楽しみ。
写本「ランバートル」からガーディアンを呼び出した知の聖騎士ヒースが書の友人たらしめたる様は、全体を通して彼女の真摯な想いそのものだったように思います。
ヒースラッドの力の凄さというのも、この巻でより一層感じました。
守る力、その強さです。
とても良い物語に出会えたことに感謝を。





2019.01.14(Mon) | 【か行】:河上 朔 | cm(0) | tb(0) |