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Author:蓮
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よるのばけもの / 住野よる



よるのばけもの

2016.12.11. / 株式会社双葉社



「夜になると、僕は化け物になる。」
――六つの足に八つの目玉の黒い化け物になる少年・安達は、夜の学校でクラスメイトの矢野に出会う。
昼の学校と夜の学校。
二人の交流の仕方は全く違うものだった。



読んでいて、苦しくなる内容でした。
中学生の彼らはとても難しい人間関係の中で学校生活を送っています。
矢野さんは、昼の学校ではいじめられています。
安達くんは、昼の学校と夜の学校で彼女への接し方が違います。
一体どっちが本当の彼なんでしょう。
彼の視点から見る矢野さんの言動。
彼女と夜の学校で交流していく中で知って行くもの。
矢野さんの見えている世界、安達くんが見ている世界。
中学生という微妙な年頃の、危ない均衡の中で成り立っている人間関係は、こうして読んでいても怖いです。
自分が中学生の頃はどうだったかな、と思うけれど、やっぱりそれなりに難しい均衡の中で生活していたように思い出されます。
最後の最後に、彼がとった行動に拍手を送りたいです。
安達くんが夜な夜な変身するあの真っ黒い化け物は、誰しも心に抱いている化け物の現身だったのかもしれませんね。



★★★★☆

読了日:2017.8.10.
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2017.08.11(Fri) | 【さ行】:住野 よる | cm(0) | tb(0) |

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