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Author:蓮
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流れ行く者 ―守り人短編集― / 上橋菜穂子



流れ行く者―守り人短編集

2008.4. / 株式会社 偕成社



父を殺された少女バルサ。
親友の娘のバルサと共に、全てを捨てて国を出たジグロ。
追手から逃れながらの二人の日々を綴る。
これはまだ、バルサが少女だったころの話。

シリーズ番外編にあたる短編集。



若いバルサに、若いタンダ。
ふたりの若き日のやり取りが見れて、とても嬉しかったです。
ああ、こうしてふたりは絆を深めていったんだな、と。
そしてまた、ジグロがバルサを守る為に、心を鬼にしながらバルサを鍛えた日々。
まだ、実践経験が浅いバルサの心の葛藤。
酒場でのラフラのアズノとの出会い。
隊商の護衛を通して、バルサが経験したもの。
ジグロのバルサへの想い。
短編集ですが、読み応え抜群でした。
特に、『流れ行く者』がやるせなさもあり、若いバルサの大きな壁でもあり、苦々しかったり、悲しかったり、なんとも言えませんでした。
これが、今後のバルサの人生を暗示しているようで。バルサとジグロの絆の深さも泣けました。
二人はもう、実の親子以上に親子なんですよね。
そして、バルサとタンダの関係もこの若い時代を経て築かれていったものなんですよね。
それは、どれほど深いものだったのかな、と。
シリーズを読み終わったからこそ、三十路のふたりが思い出されて、とてもあたたかいものを感じました。
幼い頃から、こんなに辛い経験をしているバルサたちには、幸せになって欲しいです。
ああ、ここまで読めて、本当に良かった。




★★★★★

読了日:2018.6.12.
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2018.06.13(Wed) | 【あ行】:上橋 菜穂子 | cm(0) | tb(0) |

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